五十肩の特徴的な痛み方の一つに「夜間、就寝中に痛む」というものがあります。これは痛みで眠れなくなり、疲れも取れませんのでやっかいな症状の一つになっています。
パターン①「就寝中、動いて痛む」
就寝中に寝がえりなどして、不用意に腕を動かしたときに痛むということがあります。これはある程度仕方ありません。全く動かないで眠るということは無理ですので、いち早く改善させることが必要です。
パターン②「就寝中、じっとしていても痛む」
じっとしていても痛む場合、原因が二つあります。一つはトリガーポイントなどができている「罹患筋の圧迫・牽引・虚血」によって起こるものです。もう一つは「静脈のうっ血」です。
これらは両者とも眠る姿勢で改善できますので、以下の姿勢をできるだけ取るようにしてください。
仰臥位
できるだけ肘がベッドにつかないようにクッション等で肘を
浮かしてください。
側臥位
腕がベッドに落ちないように抱き枕等で支えてください。
これら以外に近年、不要な血管の存在が夜間痛の原因になっているという「もやもや血管」説があります。処置は運動器カテーテルという手術で余分に作られた血管を閉塞させることで解決します。まだ健康保険の適応がされておらず、自費で30万を超える治療費になります。金銭に余裕のある方は一考されてみるのもいかがでしょうか。
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