【私の視点】高血圧で薬を飲むと、不健康の坂道を転がり落ちていく ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸・神経機能調整~

高血圧薬で不健康に

 神戸市北区では唯一、機能性医学と機能神経学を使って人々を本当の健康へ導く活動をしています。

 ですから、普通の整骨院や接骨院が行っている運動器や頭痛などの改善はもちろん当たり前ですが、それ以外の病院や内科一般で良くならない方を改善へ導いています。

 今回は1剤めを飲み始めたために、転がり落ちていく健康についてお書きします。


血圧は測り方しだいで、どんどん高くなる

 今の日本で、高血圧と高脂血症のお薬をお飲みになっている方は、ほんとたくさんいらっしゃいます。

 これって、身体に良いんですかね?

 それとも、製薬会社の懐に良いんですかね?

 延々と飲み続ける薬って、ビジネスでいうリピーターなんです。リピートしてくれるお客さんが、たくさんいるビジネスは安定するんです。

 さて、高血圧の薬を飲むようになる過程をご紹介します。

 みなさんが降圧剤を飲む過程は、健康診断で計測したりして「高いですね」と言われることから、最初の一歩!(最初の1剤)が始まるでしょう。

 その血圧、本当ですか?

 あなたが日常で計測する血圧、本当に合ってます?

 あるところの数字では、日常に計測する血圧の8割が間違っているとのことです。実際よりも高くなるということです。

 アメリカの心臓学会が公表している、血圧が高くなる計測方法ってこれです。

アメリカ心臓医師会による適正な血圧測定のアドバイス

 上の内容によれば、以下のような場合は血圧が上昇するらしいのです。
着衣のまま
膀胱がいっぱい
会話しながら
心臓の高さに腕を支えていない
背もたれにもたれていない
脚を組んでいる

 こういった状態で測り、高く出た血圧から判断して「高血圧ですね、薬を飲みましょう」となることがあるので、アメリカ医師会はちゃんと計測するように、アドバイスをしています。

 みなさんは、血圧を測る時に高いときもあれば普通の時もありませんか? 別にどちらも「はぁ、はぁ」と息が上がっているわけではないのに、です。

 これって、血圧測定あるあるです。

 そもそも血圧って日内変動が大きいです。

 さらに、測り方がいい加減だと、血圧は上昇します。

 正しく計測していないで、血圧が高く出たからって「では、薬を飲んで下さい」となることって、十分に考えられます。

 そして、ここから恐ろしい負のスパイラルが始まります。

 医療の不健康の坂道を転がり落ちていきます。何も薬を飲んでいなかった状態から、たった1剤に手を出してしまったばっかりに・・・。


降圧剤は「高血圧症」を治す薬ではない

 降圧剤は「一生飲んでください」と医者から言われます。

 本当でしょうか?

 その薬は高血圧を治しているわけではありません。なぜなら、病気が治ったら薬は飲まなくてもいいからです。

 それなのに、ずっと飲まないといけないなら、病院のカルテ上、あなたにはずっと「高血圧症」という病名がついているのです。

 これでは治っているとはお世辞にも言えません。


降圧剤は何をしているのか?

 薬の8割から9割が、身体の代謝反応をブロックしたりや阻害したりするものです。

 健康な状態の代謝を邪魔するのです。

 身体が日頃、健康を保とうと働かせている機能のうち、ごくごく一か所を変えることで、「健康になっている」という幻想を抱かせているにすぎません。

 降圧剤でいうと、心臓がパワーを上げて血圧を上げようとしているのを止めているのです。

 なぜ心臓は血圧を上げようとしているのでしょうか? 体全体にもっと血が必要だからです。

 そうならば、血圧を上げなくても体全体に血が巡るようにすることが、本当の治療です。

 でも今の医療はそうはしていない。ただ、心臓のパワーダウンをさせています。

 血が巡りません。

 それが健康なのでしょうか?

 確かに血圧は下がりますが、それで健康なのでしょうか?


なぜ血圧が高いと薬を飲まさせるのか?

 血圧が高いと、血管の内皮が損傷を起こして、動脈硬化につながり、心血管障害(脳梗塞、心筋梗塞など)が起こるからです。

 こう言われると危ない気がします。

 でも、高くても健康に長寿で人生を終える方もいます。

 なぜ?

 そこには血圧が高いだけが悪いわけではないからです。

 血管内皮の損傷の原因は、何も血圧だけではありません。

 活性酸素が体内でたくさん生じていると損傷しやすいです。

 その他、糖尿病でも血管が損傷しやすいです。

 西洋の食事をしていても動脈硬化が起こりやすいです。

 運動不足でもそうです。

 さらに、酸化LDLコレステロールが多くても動脈硬化を起こしやすいです。※酸化LDLは健康診断では測れません。健康診断のLDLコレステロール値は酸化していないLDLを測っていますので、あまり参考にはならないのです。

 これらの要素が複雑に絡み合って、心筋梗塞や脳梗塞になるのです。

 高血圧だけが悪いわけではありません。

 むしろ、高血圧ではなく、他の要因を排除しなければ、血圧を下げるだけでいい訳ありません。下げたところで、血管障害は起こります。

 実際、脳血管障害、心血管障害は未だ死因の上位です。降圧剤の消費は日本は世界のトップクラスです。

 だったら脳血管障害、心血管障害が減るはずでしょう。

 全然減っていない、、、。大量に飲んでいるのに。

 この事実、どう考えます?


血圧を下げたばっかりに、そのせいで別の病気になりまた薬が増える

 さて、血圧を下げると血のめぐりが悪くなります。

 末端に血液が行きにくくなると手足が冷えます。

 脳に血液が届きにくくなると不眠症になったりします。ここで入眠導入剤が処方されたりします。

 睡眠薬を使って眠ったところで、睡眠の質はすこぶる悪い。

 そんな睡眠を繰り返していると、自律神経失調やうつになったりします。ここでも薬が増えますね。

 高齢だと認知症リスクが上昇します。

 東洋医学は血のめぐりを最重要視します。

 ですから、東洋医学的に見ると、血を巡らせない薬(降圧剤)は健康から遠ざかる薬といっても過言ではないのです。

 そして血液が巡らなくなったせいで、次々と薬が増えていきます。


基礎研究論文や医師が言い始めた!

 こういったことは、何も私が経験的に書いているわけではなく、副作用を研究した論文が次々と出てきています。

 そして、それを読んで、薬の乱用について「警鐘」を鳴らす医師が増えてきています。

 書店やSNSなど、こういった情報はあふれています。

 時代遅れの対症療法的治療(延々と薬を飲ませる病院の治療)は、これからは受け入れられない時代がやってくるでしょう。

 ポリファーマシーという問題があります。多剤をあまり飲ませるな!ということです。

 製薬会社は多剤飲ませて、どのように副作用が出るかという問題には研究をしません。

 そうですよね。

 自分の脚元をすくうような研究に、わざわざお金を出して誰がしますか?

 ですから、自分の身は医師に任せるのではなく、まずは自分で守るという考え方が重要です。

 あなたの体は健康になろうとしています。それをわざわざ薬で阻害することはないのです。


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