【代表が思う今】胃薬で余計に悪くなる胃 ~ここが変だよ日本の医療~

つれづれなるメッセージ20230802

このコラムは不定期に心に移り行くことを、当てもなくダラダラと綴ったものです。

どんな施術者か? どんな人間か?

私たちの仕事は、みなさまの大切なお体に触れる仕事です。

他人の体に触れる仕事なんて、普通はあまりありませんよね。

ですから、治療技術や治療法うんぬん以前に、どんな人間が自分の体を触れて治療するのか、という疑問に少しでもお答えし、不安をなくしてからいらっしゃることができるよう、このようなコラムを書いています。

どうかご参考にしてください。


素晴らしい医学も慢性疾患となると・・・

私たちは子供のころから、体が不調になると病院へ行くことを習慣づけられています。

ですから、病院へ行くと健康になると刷り込まれているのです。

すべて否定はしません。

もちろん、感染症や救急は素晴らしく、また命の危険がある時の西洋医学はかえがたい存在です。

ところが、慢性疾患となるとこの素晴らしさが逆にとんでもないことになるのです。

何気に出された薬、良くなると思い込んで飲んでいると、大変なことになるのです。

たくさんありますが、その代表例として「胃酸抑制剤」をご紹介します。


胃が悪いとよく出される薬、制酸剤をご存じですか?

胃が悪いとよく出される薬、制酸剤をご存じですか?

H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害薬といった胃薬はほんとよく処方されています。

これは俗にいう「胃酸抑制剤」です。

胃で分泌される「胃酸」を減らすのです。

細かい機序をここで説明するのは、意味がありませんので、それは割愛します。

処方されるのは、よく胃の壁が荒れていたり、胃潰瘍ができていたりする時です。

また、他の薬を飲むのに「胃が荒れる」と言われて処方されることも多々あります。


胃酸って悪者?

胃酸はすごく重要な働きをしているのですよ。

酸度がきつく強酸なので、雑菌を消毒できます。

また、いろんな栄養素を消化、吸収するための事前準備もしています。

胃の消化酵素であるペプシンを活性化することもしています。

その胃酸を抑制するとどうなるのでしょうか?

胃の壁は酸に負けにくくなります。

でも、そもそもなぜ負けないのでしょうか?

それは胃の壁にはアルカリ性の粘液があり、それが胃酸から胃壁の細胞を守っています。

胃が荒れる人って、胃酸が多いから?

それとも、アルカリ粘液が少ないから?

胃酸はそもそも強酸でないと、その効果が十分に発揮できませんよ。

胃酸の酸が弱いと、小腸に雑菌が流れ込んでいってしまいます。

十分に胃の消化ができません。

ミネラルやビタミンはもちろん、タンパク質の消化も不十分になります。

そして、酸が弱いとなかなか消化できないので、いつまでも胃の中に未消化物が溜まったままになりやすくなります。

そして、酸が弱いので、小腸での消化液(アルカリ性の胆汁や膵液)も、その酸度に合わせて薄くなります。

で、、、

消化が上手くいかなくなるのです。

すると、腸から体内への栄養物の吸収もうまくいきません。

胃酸は悪者ではありません。

むしろ、体を健康に保つ「立役者」なのです。


胃薬を長期服用すると・・・

胃薬を長期服用すると・・・

上で見たように、胃酸抑制剤を長期服用すると、どんどん消化が乱れていきます。

よく患者さんに質問することがあります。

「ちゃんと食べていますか?」

患者さんは「割りとちゃんと食べています」と答える方がほとんどです。

食事日記を見せていただくと、むちゃくちゃな方と、ちゃんと食べていらっしゃる方にわかれます。

ところが、ちゃんと食べているからといって、油断はできないのです。

つまり、食べていても消化が十分にできていないと、腸から体内へ吸収ができていないのですから。

そうだとすると、ちゃんとした食事をしていると思い込んでいるだけになるのです。

胃薬は胃を治す薬だと思い込んで、長期服用しているととんでもないことになりかねません。

次には「胆のう」「小腸」「大腸」の問題が起こり、栄養吸収が上手くいかないので、内臓全般、免疫系、ホルモン系の問題が発生してきます。

つまり、何気に飲んだ「胃酸抑制剤」であなたの体はボロボロになっていくのです。

そんなばかな!

そう思う人は、周りに「胃腸薬」が手放せない方はいませんか?

手放せないのは、何にも治っていない証拠ですよ。

現に、インフルエンザ治療薬「タミフル」が手放せないなんて人、見たことありますか?

これは小腸の細菌異常増殖SIBO/SIFOの原因として、プロトンポンプ阻害薬が挙げられている研究論文です。

Dysmotility and proton pump inhibitor use are independent risk factors for small intestinal bacterial and/or fungal overgrowth.

いつまでも胃酸を抑制していると、やはり消化が崩れていくのですね。

ずっと胃薬を出すお医者さんにかかられているなら、一度脱薬を相談することをお勧めします。


栄養学は「胃腸の健康」を抜きにしては、成り立たない学問である

栄養はちゃんと吸収してはじめて、体の役に立ちます。

栄養学は「健康な胃腸」が前提の学問ですので、胃腸での消化・吸収が上手くいっていないとなると、そもそも学問としては成り立ちません。

何をどれだけ摂れば健康になります!

そんな基準を厚生労働省も挙げていますね。

〇〇品目を食べましょう、とか。

そんなことは無意味なのです。

胃薬で胃の状態がボロボロになっていたら、そもそも栄養学なんて役に立ちません。

真っ先にやるべきは、胃の酸塩基平衡を立て直すことなのですから。

延々、胃薬を飲むのではなく、薬などなくても正常値の体になりたい。

薬なしで、手術なしで、健康な身体を維持したいと思わない人は1人もいないでしょう。

それは未病を捉えて、それに対して薬以外の取り組みを行うことです。

そんなお手伝いを当院は行っています。

病院では原因不明、また薬を延々飲んでいるのに良くならないといった症状をお持ちの方は、下記メールフォームから一度ご相談ください。


メールでのご相談

 ご自身の症状について疑問があればメールを使ってご質問ください。メールでは、どんなセルフケアをしたほうがいいか、書籍名など具体的な内容には答えられませんので、ご了承ください。


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