第9回|睡眠不足があると、なぜ痩せないのか ~神戸市北区の機能性医学で健康にダイエット~

第9回|睡眠不足があると、なぜ痩せないのか
「夜はスマホを見ていて寝るのが遅い。」
「寝ても疲れが取れない。」
「ダイエットしているのに甘いものがやめられない。」
こうした背景がある方は、まず疑うべきは“睡眠”です。
神戸市北区・三田市から来院される方の中にも、睡眠を整えただけで体重が自然に動き始めたケースは少なくありません。
今回も軸は同じです。
健康になれば、勝手に痩せる。
睡眠は、その健康の土台です。
睡眠不足はホルモンを乱す
睡眠が不足すると、食欲ホルモンが変化します。
Spiegelら(Ann Intern Med, 2004)は、睡眠制限によりレプチンが低下し、グレリンが上昇することを報告しました。
レプチンは満腹を伝えるホルモン。
グレリンは食欲を刺激するホルモンです。
つまり、寝不足はそれだけで“食欲が増える状態”を作ります。
意思の問題ではありません。
生理学的反応です。
睡眠とインスリン感受性
Spiegelら(Lancet, 1999)は、睡眠制限が糖代謝を悪化させることを示しました。
またBuxtonら(Sci Transl Med, 2012)は、慢性的な睡眠不足がインスリン感受性を低下させる可能性を報告しています。
インスリンが効きにくくなれば、脂肪分解は抑制されます。
いくら食事を減らしても、燃えにくくなります。
コルチゾールとの関係
睡眠不足はコルチゾールのリズムを乱します。
夜間にコルチゾールが高い状態が続くと、内臓脂肪が増えやすくなります。
夜更かしとお腹周り増加は、偶然ではありません。
ホルモンの乱れが背景にあります。
睡眠時間と肥満リスク
Taheriら(PLoS Med, 2004)は、睡眠時間が短い人ほど肥満リスクが高いことを報告しました。
Chaputら(Sleep, 2008)も同様に、短時間睡眠と体重増加の関連を示しています。
もちろん睡眠だけが原因ではありません。
しかし、明らかなリスク因子です。
こんなサインはありませんか
・6時間未満の睡眠が続いている
・夜中に何度も目が覚める
・朝スッキリしない
・夜に甘いものが欲しくなる
・日中に強い眠気がある
これらが重なる場合、睡眠由来の代謝低下が疑われます。
ダイエットより先に整えるもの
睡眠が乱れたまま、糖質オフや断食をしても効率は落ちます。
むしろストレスが増え、コルチゾールが上昇します。
「頑張っているのに落ちない」のは、努力不足ではありません。
優先順位が違うだけです。
健康が整うと何が起こるか
睡眠が整うと、食欲ホルモンが安定します。
インスリン感受性が改善します。
コルチゾールの日内リズムが正常化します。
すると脂肪が自然に動き始めます。
これは「無理に落とした」のではありません。
身体が正常に戻った結果です。
当院の視点
当院では体重だけを見ません。
睡眠時間、質、ストレス背景、血糖動態を総合的に評価します。
AFMC取得院長が、代謝ドライバーを特定します。
神戸市北区・三田市から来院される方の中にも、「睡眠を整えただけで自然に落ちた」ケースがあります。
結論
睡眠不足は見えない代謝ブレーキです。
食事だけでは解決しません。
身体は夜に修復されます。
修復が不十分なら、脂肪は燃えにくくなります。
健康になれば、勝手に痩せる。
次回は、低栄養と痩せにくさの関係について解説します。
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