第8回|慢性炎症があると、なぜ痩せないのか ~神戸市北区の機能性医学で健康にダイエット~

第08回 慢性炎症があると、なぜ痩せないのか

第8回|慢性炎症があると、なぜ痩せないのか

「食事は気をつけている。」

「運動もしている。」

それでも体重が落ちない。

むしろ年々、落ちにくくなっている。

神戸市北区・三田市から来院される方の中に多いのが、この“炎症型”です。

今回のテーマは、慢性炎症。

そして軸は変わりません。

健康になれば、勝手に痩せる。

炎症が静まれば、脂肪は自然に動き始めます。


炎症は「ケガ」だけではない

炎症というと、赤く腫れる状態を思い浮かべるかもしれません。

しかし代謝に影響するのは、目に見えない“低度慢性炎症”です。

肥満そのものが炎症状態であることは、Hotamisligil(Nature, 2006)により提唱されています。

脂肪組織から炎症性サイトカインが分泌され、インスリン抵抗性が進行する可能性が示されています。

つまり、炎症は結果であると同時に原因にもなります。


炎症とインスリン抵抗性の関係

Shoelsonら(J Clin Invest, 2006)は、炎症シグナルがインスリンシグナル伝達を阻害することを報告しました。

炎症が続くと、インスリンが効きにくくなります。

インスリンが高止まりすると、脂肪分解が抑制されます。

これが「食べていないのに痩せない」背景になることがあります。

単純なカロリーの問題ではありません。

炎症はどこから来るのか

腸内環境の乱れ。

歯周病。

慢性副鼻腔炎。

睡眠不足。

血糖の乱高下。

過度なストレス。

これらはすべて炎症を持続させる要因です。

特に腸管由来の炎症は、Caniら(Diabetes, 2007)が内毒素血症との関連を報告しています。

腸のバリア機能が弱まると、炎症が全身に波及します。


炎症があると脂肪は落ちにくい

炎症状態では、身体は“回復優先モード”になります。

エネルギーは修復に回され、脂肪燃焼は後回しになります。

さらに炎症性サイトカインは、食欲調整やインスリン感受性にも影響します。

その結果、代謝は効率を失います。

頑張っているのに落ちない。

その背景に炎症があることは珍しくありません。

こんなサインはありませんか

・慢性的な肩こりや関節痛

・肌荒れが続く

・歯ぐきが腫れやすい

・花粉症やアレルギー体質

・疲れが抜けない

これらが重なる場合、低度慢性炎症が疑われます。

無理なダイエットが炎症を悪化させることもある

極端な糖質制限や過度なトレーニングは、身体にとってストレスです。

コルチゾールが上昇し、炎症が悪化することがあります。

短期的に体重が落ちても、リバウンドしやすくなります。

方法が悪いのではありません。

炎症という土台が整っていないのです。


健康が整うと何が起こるか

炎症が静まると、インスリン感受性が改善します。

血糖が安定し、脂肪が動きやすくなります。

身体が軽くなり、活動量が自然に増えます。

これは「無理に痩せた」のではありません。

身体が正常に戻った結果です。


当院の視点

当院では体重だけを追いません。

炎症サイン、腸内環境、睡眠、血糖動態を総合評価します。

AFMC取得院長が、代謝ドライバーを特定します。

神戸市北区・三田市から来院される方の中にも、「炎症が落ち着いたら自然に痩せた」というケースがあります。


結論

慢性炎症は見えない代謝ブレーキです。

脂肪が落ちないのは努力不足ではありません。

身体が回復を優先しているだけです。

炎症が静まれば、脂肪は動き始めます。

健康になれば、勝手に痩せる。

次回は、睡眠不足と痩せにくさの関係について解説します。



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