【改善症例】普通に動けるようになり、1人目も2人目もここに来れば良かった! 38歳女性 ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
2006年以来、神戸市北区でホンモノの産後ケアを提供しているもみの木整骨院です。
通常の院で行われている産後の骨盤矯正やインナートレーニングでは解決しない、ホンモノのケアをご提供しています。当院では17年以上のデータがあり、ご安心して通院していただいております。
今回のこの方は産後に体調が非常に悪くなり、食欲もなく大変な状態で育児をされていました。
この方の訴えは「下半身のだるさ、腰痛、肩こり」でした。
このように訴えられたら、普通は「腰や脚、肩をマッサージ」するのです。
しかし、そんなことをしても効果は限定的です。
なぜか?
それは産後の体調と深く関わっているのです。
今回のママさんは妊娠中から不調で、産後にはとても不調になり、食事を作れなくて食べないから、さらに不調になるという悪循環でした。
産後は母乳育児をします。
食べないとどうなるでしょうか?
今回はそのことについてお話します。
授乳で赤ちゃんにとられる栄養――ミネラル
赤ちゃんに与える母乳にはさまざまな栄養が含まれています。
授乳していると、お母さんの栄養分が赤ちゃんにどんどん吸い取られていきます。
実際、母乳の成分と粉ミルクとでどれだけの違いがあるのか、比較した表を見て下さい。
左の "BREASTMILK" は母乳です。右の "FORMULA" は粉ミルクです。
この圧倒的な差を見て下さい。
母乳の表の中心に "MINERALS" があります。そうです、ミネラルです。
このミネラルが不足すると、骨粗鬆症になりがちになります。
時折、病院で骨粗鬆症の検査、25OHをされたというママさんがいらっしゃいます。
病的な骨粗鬆症などは起こるはずはないのですが、、、。
25OHはビタミンDの活性型です。
この値が低くても問題ですが、低くなくても問題はあります。
そもそもビタミンDが豊富であっても、食事から摂取するカルシウムが足りていなくて、母乳をあげていれば、お母さんのカルシウムが足りなくなりますよ、実際。
結果、25OH(活性型ビタミンD)の血中濃度が正常であっても、骨はもろくなりやすいのです。
そして、腰椎や股関節、膝などが痛くなります。
ですから、産後に食べてない、食欲がないというのは危険なのです。
粉ミルクにはない他の大切な栄養
フォーミュラ(粉ミルク)は、母乳の栄養組成に近づけるように研究・開発されていますが、完全に同じものを作ることはできません。
特に、生きた成分や生物活性物質は、フォーミュラには含まれていない、あるいは含まれていても母乳と同じ機能を持たない重要な栄養素と言えます。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
1. 免疫物質・感染防御因子:
抗体(特に分泌型IgA):
赤ちゃんの腸管や呼吸器の粘膜を覆い、ウイルスや細菌、アレルギー物質の侵入を防ぎます。母乳は、お母さんが過去に感染した病原体に対する抗体を赤ちゃんに与えることで、受動免疫を付与します。
ラクトフェリン:
細菌の増殖を抑制する鉄結合性タンパク質で、抗ウイルス作用、抗炎症作用、免疫調節作用なども持ちます。
リゾチーム:
細菌の細胞壁を分解する酵素で、抗菌作用があります。
白血球(マクロファージ、リンパ球など): 生きた細胞で、感染防御に直接関わります。
オリゴ糖(HMOs:Human Milk Oligosaccharides):
母乳に特有の糖鎖で、消化されずに大腸に届き、善玉菌(ビフィズス菌など)の栄養源となります(プレバイオティクス効果)。また、病原菌が腸壁に付着するのを防ぐ「デコイ」としての役割も持ち、免疫系の発達にも寄与すると考えられています。
2. 酵素:
消化酵素(リパーゼ、アミラーゼなど):
母乳中に含まれる酵素は、赤ちゃんの未熟な消化器系の働きを助け、栄養素の消化吸収を促進します。
抗酸化酵素:
体内の活性酸素を除去し、細胞の損傷を防ぎます。
3. ホルモン・成長因子:
インスリン、甲状腺ホルモン、副腎皮質ホルモン、成長因子など:
赤ちゃんの成長・発達、臓器の成熟、代謝調節などに関与します。これらの微量の生物活性物質が、赤ちゃんの体の様々なシステムの発達に影響を与えます。
4. 生きた細胞:
前述の白血球だけでなく、幹細胞など、母乳には生きた細胞が含まれており、これらが赤ちゃんの免疫系や組織の修復・発達に貢献すると考えられています。
5. 腸内細菌叢の形成に寄与する成分:
HMOsだけでなく、母乳に含まれる様々な成分が、赤ちゃんの腸内に健康的な微生物叢(マイクロバイオーム)を形成するのに役立ちます。健康な腸内細菌叢は、免疫系の発達やアレルギー疾患の予防に重要です。
なぜフォーミュラにはこれらが「ない」のか
これらの成分の多くは、生きた細胞や非常に複雑な構造を持つタンパク質、あるいは微量の生物活性物質であるため、熱処理や加工の過程で失われたり、人工的に合成することが極めて困難であるためです。
フォーミュラは、赤ちゃんが成長するために必要な主要な栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルなど)を補うように作られていますが、母乳が持つ生きた機能性成分や、赤ちゃんの体と協力して働く生物活性物質の複合的な働きを完全に再現することは現在の科学技術では不可能です。
このため、母乳育児が推奨されるのは、単に栄養面だけでなく、これらの免疫学的、生物学的なメリットが赤ちゃんの健康と発達にとって極めて重要であるためです。
授乳で赤ちゃんにとられる栄養――タンパク質
タンパク質は身体の構造を作るのに重要な栄養素です。
もちろん、授乳するときは赤ちゃんにとられます。
すると、お母さんの爪はもろくなり、肌は悪くなり、髪の毛はまとまらなくなります。
筋肉や関節にも悪影響を及ぼします。
産後に口当たりのよいパンやスイーツばかり食べていると、自分はもちろん赤ちゃんにいくはずのタンパク質まで減ってきます。
筋筋膜性の腰痛や腱鞘炎などが出やすくなるのです。
また、ホルモンバランスも崩れます。
甲状腺ホルモンやエピネフリン系のホルモンはアミノ酸からできています。
これが不足すると、動くときに出るホルモンが出ずに、エネルギーが湧いてきません。
平常時でも低体温になります。冷えます。
産後は意識をしてタンパク質を摂りたいものです。
授乳で赤ちゃんにとられる栄養――免疫
母乳と粉ミルクの大きな違いは、人工的に添加できないもの、つまり免疫です。
免疫は自前で作るしかありません。
赤ちゃんはお母さんのDNAを半分受け継いでいますから、母乳からの免疫やマイクロバイオームをもらうことができるのです。
さて、産後に十分に食べないと、赤ちゃんにもっていかれる免疫のせいで、ママさんの免疫が弱くなるのです。
すると、風邪をよく引くようになります。さらに風邪やケガが治りにくくなります。
食べないという選択は、母乳育児のときは絶対にダメです。
しんどくても、しっかり食事を摂ってくださいね。
東洋医学ケアで回復!
今回の方は身体の不調の悪循環に陥っていました。
そこで腰痛を良くしようとして、骨盤矯正やインナーマッスルトレーニングやらをやったところで、何も改善しません。
人間の基礎的な面、つまり栄養充足を行わなければ、たとえ素晴らしい矯正やマッサージ、整体をしたところで、良くなるはずはないのです。
基礎的な健康を良くするのに強いのが、東洋医学です。
東洋医学の元気が出るツボというのは、消化器系のツボです。
つまり、元気(氣)があふれてくるためには、食事でその材料を補充しないといけないのです。
当院では東洋医学の治療をしていますので、その治療を行ったところ・・・
1人め、2人めもここに来れば良かった!
女性 38歳
産後の骨盤矯正、下半身のだるさ、腰痛、肩こり
産後8ヶ月くらい経ち、下半身のだるさや腰痛など全身がボロボロで動くのもしんどく、家事もままならない状態だったので、ネットで検索し電話相談をすると、すごく親身に話を聞いて下さりました。来院し、通院し始めてからも、変わらず毎回不調のある場所にあわせて施術して下さり、身体が楽になりました。
今では普通に動いて家事も出来るようになり、感謝です。出産は3度目で、1回目も2回目も違う整骨院で骨盤矯正をしてもらったけれど、もみの木整骨院に初めからお世話になりたかったです。今後も不調が出たらお世話りなりたいです。
※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。
もし、産後から腰痛や肩こり、頭痛や股関節痛などで産後の矯正をしようかとお考えでしたら、ちゃんとした専門知識の豊富な施術者がいる当院へ、一度ご相談ください。
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