【改善症例】まさか、整骨院で難治の慢性胃痛が治るなんて! Kさん ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
Kさん
49歳
女性
当院へ来られていた方からのご紹介でいらっしゃいました。
左股関節が痛くて、病院でレントゲン、CTの検査をお受けになって、「異常なし」と言われていらっしゃったのです。
いつも思いますが、異常なしという言葉はかなり不適切です。間違いです。
異常があるから「痛み」という信号が脳へ発せられているのです。それなのに、骨軟骨に異常がないから「異常なし」とはあまりにも狭いものの見方であるとしか言いようがありません。
異常なしと言われて、それでも何も変わらない痛みの症状を持っている患者さんの気持ちを考えたことがあるのでしょうか?
この方の左股関節痛は表面的なものです
骨や軟骨に異常がない。
となると、治すのにそれほど難しくはありません。当院では、いつもは変形性股関節症の方々に施術していますから。動くとゴリゴリいう方ですよ。
ですから、硬くなっている筋肉をほぐして柔らかくして、体の体重のかけ方に問題がないか、立位でチェックしたり、歩行がおかしくないかチェックしたり、、、。
歪みは矯正して、トータルで運動器の問題が起こりそうなところを修正してあげれば、痛みなく過ごせるようになります。
でも、、、なんで左股関節に痛みが出たのか、もっと深く考えた方がいいかもしれませんよ。
なんせ、骨や軟骨に異常がないんですから、なぜ痛みが出たのでしょうか?
治療は原因をどこまで深く掘り下げられるかにかかっている
「原因は何ですか?」
「なんで痛いんでしょうか?」
これは日常でほんとよく聞かれる質問です。
まず、痛いところが原因だというのは最も浅いペラペラの見方です。
痛く感じるところ、たとえば腰が痛いとして、痛みを感じているところを押して「痛い!」となったら、ここが原因だというのは、浅すぎます。
次に、痛みを感じているところに関係する筋肉が硬いから痛みを感じるという説明があります。これも浅いです。
こんなんではまだまだです。でも、ここら辺が最も多く痛みの原因として説明されることが多いのではないでしょうか。
さらに、動きを見ないといけません。アスリートならよくする動きや痛みを出す動き、スポーツをしないなら歩行や日常の動作。
これらの動作を見て、痛みの原因となっている動きを特定します。
これでもまだまだ浅いかもしれません。
さて、次になぜその動作になってしまうのか?を考えます。
ここまでこれたなら、やっと近づいてきた感じがあります。
さらに原因となっている神経反射や臓腑を見出すのです。
人の身体はつながって動いています。筋肉や筋膜の連鎖だけではありません。臓腑だって、筋肉や筋膜(正確にはfascia)につながっています。
このつながりを診ないと、本当の意味での原因にはたどり着けないのです。
ですから、今の医療(病院や代替医療)のほとんどが、ほぼほぼ原因にまでたどり着いていません。
もちろん、当院もそうかもしれませんが、少なくともそれに気づいて、さらなる原因へと思考を巡らしてはいます。
東洋医学の胃経は股関節を通る
東洋医学は経絡というツボの集まりに線を引いた経路があります。胃や大腸、肝や肺など、それぞれの臓腑にこの経絡があるのです。
股関節を通る経絡の中に「胃」があります。
もちろん、私は東洋医学的な見方もしますので、臓腑の不調がないか、それらが引き金に股関節の不調を引き起こしたのではないか、という見方もします。
股関節が悪くなるのは、骨・軟骨ではないのです。骨・軟骨がおかしくなるのは、先天性か外傷が原因です。もしそれらがなければ、骨・軟骨の変性は結果であり、原因ではありません。
原因追及のため、臓腑の調子もお聞きしました。
ビンゴ! Kさんは「ずっと慢性の胃の不調」に悩まされていました。
胃の経絡は股関節を通ります。胃が悪くなると、それが通る経絡上の運動器に不調を引き起こすのです。
お話をお聞きすると、驚くことに20代から胃を悪くされていました。ここ5年ほどは薬を手放せなくなっているとのことでした。
ここで「胃」を養生することで、股関節痛を引き起こさないようにできるのでは、という仮説が立つのです。
薬は病気を治すものという思い込み
薬は病気を治すために飲むものだと、みなさんは思い込んでいらっしゃいますよね?
それ、大間違いです。
5年飲んでも治らない薬って、治療という効果があるんですかね?
みなさん、胃を悪くして病院へ行き、「5年飲み続けることになるよ」と言われて飲みますか?
しかも、まだ治っていないので、今後何年飲むことになるのか分からないんですよ。
この患者さん、医者に「一生飲み続けるものだ」と言われたらしいのです。
この薬、病気を治していませんよね、確実に。
ただ、表面的に症状を抑えているだけにすぎないのです。
このように、表面的にごまかすことを延々、死ぬまで続けますか?
はい、と答えた方はこのブログはもうここで読まないでください。
いいえ、と答えた方は続きをご覧ください。
遅延型フードアレルギー
食物アレルギーというと、みなさんの頭にあるのは大抵が「即時型」のアレルギーではないでしょうか?
食べたら蕁麻疹が出た!
このようなアレルギーの場合、すぐに分かりますよね。これは即時型と言われて、食べてすぐに症状が出るから分かるのです。
これとは異なり、遅延型フードアレルギーとは、6時間~72時間の間に起こると言われています。
しかも、マイルドに症状が出る場合、分かりにくく、アレルゲンとなる食物を毎日食べている場合は、分からなくなっています。
このアレルゲンとなる物質を排除すると、胃腸の調子が良くなることがあるのです。
もちろん、自律神経も関わります。
今回は股関節の施術とはいえ、胃の養生がメインで行いました。
なぜって?
胃の不調が左股関節痛を引き起こす土台となっているからですよ。
もちろん、なぜ右ではなかったのか、という歪みとの関係もあります。
1枚目
2枚目
※インプレッション用紙が1枚では足りないということで、2枚にわたってお書きいただきました。本当に感謝です。ありがとうございます。
・左足股関節の痛み
・慢性的な胃痛
半年程前、突然左足股関節が痛み始め、病院でレントゲン検査、CT検査を受けるも異常はありませんでした。そんな時、友人の紹介で来院し、先生に細やかなカウンセリングをして頂き、治療指導を受けました。一時は、自分でくつ下をはく事も出来ず、左足を引きずって歩く程でしたが、治療して頂くうちに、足の痛みも改善されていきました。そして、体全体をトータル的に見て下さる先生から、元々慢性的に悪くあった「胃痛」の指導もして頂き、20代の頃から胃が弱く、空腹時にも食後にも胃を壊しては通院し、ここ5年以上は薬を手放せない生活が続いており、毎年、年一回の胃カメラ検査でも、異常はないのに、薬を飲み続けている生活に半ば諦めていましたが、先生から「機能性障害」と教えて頂き、食事の指導を受け、針治療やお灸をしてもらうと、少しずつ確実に胃の調子が良くなり、完全に薬をやめる事が出来、少し胃が疲れても、胃が自分の力で回復するまでに、力をつける事が出来ました。まさか、股関節の痛みで整骨院に通って、長年の胃痛を治して頂けるとは、夢にも思っていませんでした。先生にもスタッフの皆さんにも、いつも親切、丁寧に何より親身になって、自分の病気に寄り添って頂き、本当に感謝しかありません。同じ様な病の方の少しでもお役に立てます様に、、、本当にありがとうございました。
※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。
※当院では患者様の個人情報を守るために個人の特定ができるような写真や動画を撮影することは一切しておりません。
診断、治療という言葉は使ってはならない!
私たち代替医療(医師、歯科医師以外)が行う医療行為(詳しくは「医療類似行為」)では、「診断」や「治療」という言葉を使ってはいけないということになっています。
「治る」という日常の生活用語もです。
理由は、代替医療家には診断権がないからです。血液検査や画像検査ができないから診断ができないだろ!ということです。診断ができないから、それに基づいた正しい治療もできないだろ!ということです。
だから、「診断」と「治療」という言葉は使ってはいけない、ということになるのです。
ですが、患者さんからしたら、どうでもいいのです。言葉狩りで健康にはなれません。
病院で「胃が不調のまま死ぬまで薬を飲む必要がある」のが治療で、当院で行った「薬を飲まなくて済むように胃を健康にする」のが治療ではないんですよ、今の日本。
みなさんはどちらのほうが「治療」と呼ぶにふさわしいとお思いでしょうか?
※医師の名誉のために言っておきますが、上記のような「死ぬまで薬を飲め」という医師が多い中、そうではない医師もいらっしゃいます。ちゃんと薬なしで健康な身体にする方法を模索されている医師です。ですから、これは医師とか医師ではないとかに関係なく、その人の在り方だと思います。
食は大切です。
おいしく食べて、快適な満腹感を得られることは、人が生きていく悦びとなります。
本当に長年のお悩みが解決して良かったです。人生が変わると思います。
当院とご縁をいただき、ありがとうございました。
メールでのご相談
ご自身の症状について疑問があればメールを使ってご質問ください。メールでは、どんなセルフケアをしたほうがいいかなど、具体的な内容には答えられませんので、ご了承ください。
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前(9:00 ~ 12:00) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
午後(16:00 ~ 20:00) | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | × |
a:638 t:1 y:6