【産後ケア】オーダーメイドという言葉の裏にあるもの ~三田市|西宮市|神戸市の産後整体・整骨・鍼灸~
みなさんはよく「オーダーメイド」という言葉を、整体や整骨院の治療方針を説明するときに目にしませんか?
よく目にして、あまり疑問視されない「オーダーメイド」という言葉。意味通りに治療が行われているのでしょうか?
今回は「オーダーメイド」という言葉の裏にある本当の姿をお伝えします。
イレギュラーには応えられない、これってオーダーメイド?
以前、当院に「産後ケア・産後骨盤矯正」を求めたママさんがいらっしゃいました。
そのママさん、大阪ですでに「産後骨盤矯正」なるものをコースでお受けになられていたのです。
でも納得がいかなくて、引っ越してきたのを機に、当院へいらっしゃいました。
そのママさんの訴えは、産後に
✓ 身長が5㎝縮んだ
✓ 肋骨が飛び出てきた
でした。
産後に???
と、お思いの方、別に不思議ではありません。
でも、産後骨盤矯正のコースを受けていたその整骨院の施術者は「大丈夫」というだけで、何も解消しなかったらしいのです。
何も大丈夫じゃないですよ。老化が進んでいる状態ですから。その施術者は分からないからそういったのです。
医療従事者はめったに「分からない」とは言いません。
なぜだか分かりますか?
医療従事者と一般の人は、大きな知識の格差があります。
簡単にいうと、「医療従事者のほうがよく知っている」という自負があるのです。その変なプライドから、分からないことも分からないと言えなくなってしまうのです。
オーダーメイドっていうけど、マニュアルでしょ!
さて、よくあなたに合った「オーダーメイドの施術」を行いますって目にしません?
特にホームページなんか見ると。
でも、一般のみなさんは「産後の施術のマニュアル」なるものが、世の中には出回っていて、それを見て行う柔整師や整体師がほとんどなのをご存じでしょうか。
そのマニュアルには、「産後は猫背、反り腰、開いた骨盤」と書いてあるのです。
そして、それを修正するような施術が書かれていて、その通りに行うのです。誰が来ても「猫背、反り腰、開いた骨盤」の施術を受けさせられます。
これって、オーダーメイド???
違いますね。産後のママさんがマニュアルという型にはめられているのですよ。
ですから、オーダーメイドっていうけど、実は「産後施術の型」にはめられているだけなのです。
ですから、身長が縮んだとか肋骨が飛び出してきたとか、そういったマニュアルにはないことを患者さんから言われると、「大丈夫!」とだけしか言えないのです。
これって、検査をいくらしても問題が出てこないから「大丈夫、気のせい」という医師と同じです。
結局、オーダーメイドなんて、ない!
そもそも、オーダーメイドなんて当たり前だと思いませんか?
腰痛でもいろんな型がありますよ。それなのに、どんな腰痛でも同じ施術では良くなりません。
もちろん、ワンコインの整骨院なんかは決められたことしかしないので、オーダーメイドなんて言葉は使わないでしょう。
でも、主訴を聞いて、それに対して行うだけでオーダーメイドって言ってるところもあるのではないでしょうか。
ここで考えて欲しいのです。
オーダーメイドって言葉、あなたに合わせますということですよね。
その反対はあなたに合わせません、です。
そんな施術あります? ないですよ。ですから、オーダーメイドって当たり前なんです。施術業界では。治療方針を表す言葉です。
一番の問題は、本当に一人ひとりに合わせることができる優れた技術、経験、知識があるかどうかです。
そもそもオーダーメイドといいながら、目の前の患者さんの訴えに応えられなければ、オーダーメイドにはならないのですから。
たとえば、骨盤が開いている感じがします!と訴えられることは多くあります。これに応える治療家はたくさんいるでしょう。
でも、上記のママさんのように、身長や肋骨の訴えに応えるのも、オーダーメイドじゃないですか?
すると、オーダーメイドって、つまるところ施術者の経験や知識が積み上がっていないとできませんよね。
施術者の技術、経験、知識が豊富なら、いろんな訴えにも応えられます。
でも、「産後の施術マニュアル」みたいなのを読んで、なんちゃって産後専門でやっているところは、応えられないでしょう。
つまり、オーダーメイドって治療方針を表しているような言葉ですが、本当は技術・経験・知識の集大成の状態を提供できますという、治療レベルを表す言葉なんです。
ということは、おいそれと簡単には「当院はオーダーメイドです」なんて言えませんね(笑)
でも、巷ではよく良く、本当によく「オーダーメイド」という言葉を見かけます。
みなさんも一度、よく考えてみてくださいね。
型にはめられたくない!、イレギュラーでも応えて欲しい!というママさんは、一度当院にご相談ください。