【ひざ痛】ヒアルロン酸注射が効かない! その時、あなたはどうする? ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~
ひざが痛くて、日常生活に支障をきたすようになった時、ほぼ100%の方が病院を訪れます。
病院を選ぶ理由は、医師であること、健康保険が使えること、検査機器が充実していること、主にはこの3点です。※健康保険が使えるからといって安いわけではありません。
そして、医師の言われるがままの処方を受けます。
ヒアルロン酸注射もその中の1つです。中年以降で徐々に痛みが出てきた方で、レントゲンにて極度の変形がなければ、
✓ ヒアルロン酸注射 & 痛み止め薬(シップ、内服)
このダブル処方がほとんどでしょう。
ヒアルロン酸が効かない!
そして数回のヒアルロン酸注射を受けることになります。
あの痛い関節注射です。コロナウイルスのワクチン注射よりも痛いです。
この痛い注射を数回我慢したのに、、、。
「痛みが引かないじゃないか!」
という方がいます。
なぜ、このようなことになるのでしょうか。
少なくとも、医師を信用して「痛い注射」を我慢して打ち続けたのに・・・。
と、裏切られた気持ちと西洋医学への失望感で、当院にいらっしゃる方が膝では多くいます。
骨だけじゃないでしょ!
ヒアルロン酸は保水力が高い物質です。
膝関節に注入して、関節が滑れば痛みが消える・・・はずですが、痛みが消えないのです。
消えないなら、見当はずれです。これ、医療ではとても多いです。見込み違い。
さて、痛みを拾うのは「痛覚」です。
痛覚は神経線維です。痛覚はAα線維とC線維です。これらの神経線維は膝でもあちこちに張り巡らされています。
ご自身の膝を見てください。
膝は骨、軟骨だけですか?
他にありませんか?
そうですね。皮ふ、皮下組織、靭帯、腱、関節包、筋肉、筋膜、その他結合組織など、骨軟骨以外にもっと組織があります。
軟骨は痛みを感じる痛覚がありません。
すれば、
骨 vs 皮ふ、皮下組織、靭帯、腱、関節包、筋肉、筋膜、その他結合組織など
となります。これでもまだ骨だけに注目しますか?
ヒアルロン酸で痛みが消えないのは、骨にだけ注目しているからですね。
もっと深く人の身体を改善させよう!
痛みを拾っている組織は骨以外にたくさんあることがお分かりいただけたと思います。
たとえば、靭帯が痛みを拾っていたとしますね。
靭帯だから「捻挫」か?
では、なぜ「捻挫」したのか?
臨床で「どこかでひねりましたか?」と聞きますが、ひねっていないという答えが返ってくることがほとんどです。
ひねっていないのに、靭帯に負担がかかる?
そうです。かかりますよ。
それは膝への荷重の仕方で負担がかかります。もちろん、動き方や姿勢も関与します。
では、なぜ荷重がおかしくなったのか???
当院ではこのように、なぜ、なぜを繰り返して、より根本的な箇所への施術を行います。
まず、最低でも「痛みを拾う組織」が分からないと話になりません。
これが骨ではないと分かれば、次に骨以外の組織に目を向けます。
そして、そこでただ痛み止めを打ったり、飲んだり、貼ったりするだけでは、なぜそこに痛みが発生したのかという原因が取れません。
すると、また痛みが出るのです。
これで「痛みを止める」ということは、治療としては途中段階だということが理解いただけたと思います。
病院ではこの「痛みを止める」ということだけに注力します。
「痛みが止まればハッピー?」
もちろん、それ以降死ぬまで痛みが出なければ、それでハッピーでしょう。
ただ、そんな奇跡はありません。
痛みを引き起こした原因を除去することが、本当の治療と言えるのです。
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