【改善症例】学校に行けない原因不明の子ども頭痛 ~三田市 | 西宮市 | 神戸市の整体・整骨・鍼灸~

学校を休まなくなりました! 子ども頭痛

中学1年生
13歳

 当院に来られたのは、内科、精神科、ペインクリニック、脳神経科を回って来られた後でした。

 頭痛で学校へ行くことができないのです。週に2~3日、頭痛で学校を休む週がほとんどでした。

 普通、頭痛といえば「痛み止め」ですね。ただ、痛み止めが効かないのです。効いていれば、学校へは行けますし、何とかやり過ごしていることでしょう。

 脳神経科の先生は頭痛の原因が特定できなくて困っていた時、ポロっと漏らしたひと言が当院にいらしたきっかけになったのです。

「首の歪みから来ることもあるからなぁ。整体もいいかもね」

 こんなことを医師が言うのは珍しいことです。でも、改善しない頭痛に困り果てて、つい口にしたのでしょう。


原因特定ができない・・・

 痛くなると決まって左のこめかみがズキズキ、重くなり、何もできなくなります。

 緊張性頭痛? 片頭痛? 群発性頭痛?

 西洋医学では、頭痛をこのように分類しています。これは純粋な頭痛の分類です。他に原因があって生じる頭痛も山ほどあります。命や後遺症になるような病気が隠れているかもしれないので、脳神経科をはじめとした先生は、高度の医療機器を使って原因を特定してくれるのです。

 ただ、精密検査までしたのに、何も悪くないとなったら、もう「痛み止め」を出すしかありません。

 ただ、その痛み止めも「無効」となれば、打つ手がないのです。子どもですし、さらに強い鎮痛薬など、親御さんが心配します。

 原因が特定できないということは、治療ができないのと同じです。症状を抑えるしかないのです。しかし、抑えようと「痛み止め」を出しても、なかなか止まらない。

 なぜ?

 それは原因と処置(痛み止め)の因果関係が合っていないからなのです。


筋肉をほぐせば、あっさりと・・・

 さて、結論はある特定の筋肉が緊張して起こる頭痛でした。その筋肉の緊張を取ると、あっさり頭痛はなくなりました。

 あっさりと、です。

 その筋肉は、交通事故などでむち打ちになったときに、受傷しやすい筋肉です。

 その筋肉は首にあり、それが硬くなり伸びなくなると、頭に痛みを出すのです。もちろん、左側の筋肉でした。

 原因が分かれば、その筋肉をほぐせば頭痛は出なくなります。

 頭痛は頭蓋骨の表面で起こっていたのですから、いくらMRIなどを用いて頭の中を精査しても原因はみつかりっこなないのです。


なぜ、交通事故などで損傷する筋肉が傷んだのか? 原因の原因を探る!

 ただ、左側の首の筋肉だけが、なぜ凝ったのでしょうか。そして、こんなひどい頭痛を引き起こすレベルまで、です。

 私(院長)は、神経学の研究を続けています。脊髄神経、脳神経など末梢神経から中枢まで、研究をしています。

 ですから、神経の状態を確認するために、眼球の動きを検査します。

 すると、左への眼球運動がおかしいことが分かりました。左側の最終運動域へ眼球が到達する前に、眼振が起こります。

 本人は「分からない」と言いますが、眼振が一瞬起こります。左右へ眼球運動させると、左へ動かしにくいと本人は言います。

 なぜ動かしにくいのか?

 眼球運動を右へ動かす割合が左より多いと、左へ動かしにくくなります。

 つまり、右へ眼球を動かすことを日常で行っているのです。

 ビンゴ!

 学校の座席が前のほうで、左側に座っていました。すると、授業を行っている先生へと視線を向けるために、眼球は右へ向きます。

 さらに、頭部も若干右へ振っています。この右へ振るときに、左側の首の筋肉を使うのです。

 左側の首の筋肉の圧痛も顕著でした。が、ジャンプサインのような派手な反応はありません。

 そして、この左側の筋肉をほぐしたら、その日から頭痛はでなくなりました。

 後で尋ねると、クラブ活動で走っている時、左側の首肩が重くなっていたと言いました。やはり徴候は出ていたのですが、まさかそんなことが頭痛の原因になっているなどと思わなかったので、気が付かなかったのです。


毎朝「今日も痛くない」「よかった~」と思います!

子ども頭痛

頭痛

ぼくは中学1年生になってから、すごく頭痛がひどくなって、しんぞうといっしょにズキズキ痛くて、ひんぱんに学校も休むようになって知人のしょうかいでもみの木にきました。最初は、はりのちりょうとかで痛いかなとか心配だったけど、はりとかもぜんぜん痛くなくて、むしろマッサージみたいなのが気持ちいいぐらい。そして今では頭痛も治って、ひどかったときは、朝おきた時に「今日もいたいのか~」と不安だったけど、今では毎朝「今日も痛くない」「よかった~」と思います。頭痛がなおって本当によかったです。


ここで終わり? いや、まだまだ原因の原因の原因を探る!

 さて、では学校の教室で、両端に座っている生徒がみんなそうなるのでしょうか?

 いいえ、違います。個体差があります。先生を見ているトータルの時間、首の向き、体の向きなどさまざまな要因があります。

 しかし、なぜ頭痛が出てくるまで首の筋肉が硬くなったのでしょうか?

 それを調べるために、体内の状態を血液検査で調べてもらいました。

 ビンゴ!

 やはり、欠乏状態の項目があったのです。赤血球数でした。酸素不足で運動したり、勉強したりと頑張っていたのです。貧血です。

 貧血状態だと、筋肉のエネルギー産生をうまくできなくて、酸欠になってすぐに固まってしまうのです。そして筋肉が固まったことで、頭部への膜の緊張が生じて痛みが出たのです。

 鎮痛薬が効かなかった理由がここにあります。膜の引っ張りでの痛みなので、通常の発痛機序ではなかったから、イブプロフェンのような鎮痛薬が効かなかったのです。

 みなさんも、鎮痛薬を飲んで、もも裏のストレッチをしてみてください。痛いですから(笑)

 さて、貧血は鉄を入れますか? もちろん、鉄も必要ですし、鉄を処方されていました。が、鉄だけで赤血球を作るわけではありません。もちろん、他の栄養素が必要です。


原因が特定できない治療は治療ではない!

 このように、原因が分からないまま、症状を抑えるような処置(対症療法)を続けていると、治らないどころか、どんどん悪化することも考えられます。

 とりあえずの処置としてはある程度仕方がないとは思いますが、原因がどこにあるのかを追求することは、私たちの仕事では絶対おろそかにしてはいけないということなのです。

 さらに、原因の原因の原因が特定できれば、本当の意味で「健康」になれます。

 当院はこういったスタンスで治療を行っています。

 何でもかんでも背骨矯正や骨盤矯正、マッサージ、ストレッチという短絡的に考えて治療したところで、原因がちゃんと特定できていないと、治療のフリをしているだけです。

 みなさんは「〇〇療法」や「〇〇矯正」をやれば良くなるのではないか?と勘違いしています。

 原因を特定することが第一選択で、その後は何でもいいのです。今回の例でいうと、しこりができた首の筋肉をほぐすのには、マッサージ、ストレッチ、指圧、筋膜リリース、鍼灸、整体、、、なんでもいいのです。

 要は、どこをどうすれば原因が解消できるかが分かって治療をすることです。それが分からずに、脚の長さの違いや仙骨の向きなどを矯正しても、そもそも誰しも歪んでいますから、現病に不必要な場所を意味なく矯正していることになりかねません。

 当院のやり方はそもそも簡単な方法ではなく、マニュアルにできません。ゆえに、地味で、検査の時間や知識、経験が必要ですが、間違いなくちゃんとした健康を追求する方法です。

 マニュアルで誰でも簡単にできるような治療がもてはやされる昨今ですが、たゆまぬ努力と勉強が地盤となって、目の前の患者さんの真の姿を見抜く目を養う真の治療家が、これからの時代に増えることを願っています。



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