【産後あるある】尿もれが起こるフェーズ

尿もれが起こるフェーズ

産後から尿もれが起こる方はたくさんいらっしゃいます。

尿もれパッドのCMが流されるほど、マーケットは大きいのです。当院に来られる産後のママさんのうち、尿もれを経験した方はほとんど全員です。

尿もれにはフェーズがあります。

〇第1フェーズ
妊娠中は子宮の圧力で膀胱が押されて尿もれが起こります。

〇第2フェーズ
出産後は経膣分娩の場合、大きく引き伸ばされた骨盤底筋群などが弱ってしまい、尿もれが起こります。

〇第3フェーズ
出産後からずっと、または40代や50代、または60代になってから尿もれが起こります。

この三つのフェーズで何が起こっているのでしょうか?


まず、第1フェーズで起こっていることは、子宮の圧迫なので出産したら解決します。

第2フェーズについて、ほおっておいても徐々に骨盤底筋が戻っていく場合と、戻っていかない場合があります。戻っていかない場合、骨盤底筋が弱って、力を入れられない状態が残存しているのです。

さて、第3フェーズで起こっていることは、第2フェーズの状態がそのまま継続した場合と、中年以降に尿もれが発症する場合に分かれます。

中年以降に尿もれが発症するのには、骨盤底筋以外にも要因があります。それがチェストグリッピングが起こっているということです。

チェストグリッピングとは胸部締めつけです。

胸部が締まって、腹圧調整がうまくいかずに骨盤底筋に圧力がかかってしまうからです。

この圧力が5年、10年、20年とかかっていき、加齢により骨盤底筋が弱ると尿もれが起こるのです。

この場合、骨盤底筋のトレーニングではチェストグリッピングは解消しませんので、ちゃんとした体幹トレーニングを行う必要があります。

体幹トレーニングとはいえ、一般人が行うものではありません。出産を経験した女性専門のトレーニングです。

当院では、出産を経験した女性のための専門性の高いトレーニングをご指導させていただいております。


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