【腰痛診療のリアル】現代医学は腰痛の原因を治しているわけではありません
腰痛で病院などでレントゲンやCT、MRIの検査を受けた方は、当然医師から説明を受けています。
「ここに骨の変形がありますよ。ほら、トゲが出来ています」
「骨と骨の隙間が狭くなっていますね」
「椎間板がつぶれて飛び出していますよ」
「骨が側弯して曲がっていますね」
などなど、いろんな状態の説明をしてくれます。
それを聞いている患者はそれが「原因」だと誤解します。
そのレントゲンやMRIはいつとったのですか? 診察をしてもらう前でも、1週間も経っていないでしょう。
つまり、最近のものだということです。
痛みやしびれなどの症状が出ている時、つまりすでに悪化した結果の状態を表しています。
「結果」です。原因ではありません。
では、痛みが出ていないときにレントゲンやMRIを撮りましたか?
おそらく撮ってはいないでしょう。
仮に撮ったとします。
そしてその画像はおそらくは変形や軟骨の突出などはなかったでしょう。少なくとも医師の説明を逆算すればそうなります。
症状がなかった時はレントゲンやMRIは正常(仮説)
↓
症状が出た時のMRIはレントゲンやMRIが異常
こうなるはずです。
となると、「変形や軟骨の突出」は原因ですか? いや、結果です。
だって、もともと変形などはなかったのですから。
そもそも、「変形や突出」をもたらしたことが「原因」ですよね。
簡単にいうと、「なんでヘルニアになっちゃったの?」です。医師からは「ヘルニアでしびれている、痛みがあるんです」と言われますが、なぜそうなっちゃったの?に対する説明はありません。
つまり、医師から告げられるものはすべて「結果」でしかないのです。
「結果」を写し出したレントゲンやMRIをみて説明してくれているのですから当然です。
さて、この「変形や突出」の原因は一体何なのでしょうか?
それは腰椎を支える筋肉のアンバランスです。
ですから、医師から「筋力をつけなさい」と言われた方も多くいらっしゃいます。
ところが、そう言われはしますが「詳細にどの筋肉が悪くてどう鍛えたらいいのか」を教えてもらった患者さんは当院では皆無です。
当然です。その道(筋力をつけて腰椎を正常にする)の専門家ではないのですから。
ですので、ほとんどの方がご自身で調べるなり、SNSなどで適当に見て運動するから良くならないのです。
しかし、体を動かして治そうとするのは正解です。
動かし方が問題です。どこをどのように動かしたら、腰椎を適正な位置で支えて生活できるようになるのか?
それは当院に一度ご相談ください。
いつまでも、悪化して緩解して、また悪化して緩解してを繰り返していては、いつかは手術のお世話になるかもしれません。
また、腰が痛くならなくなったといって喜んでいたら、次に膝が痛くなったりと、運動器の疾患を繰り返すことになりかねません。
本気で腰痛から脱却したいとお考えの方はぜひ一度当院にご相談ください。
当院はみなさまが健康で幸せな暮らしができるようになるよう、真剣に施術しています。
ちゃんと治して、健やかな生活を送りましょう!
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