【メンタル・自律神経】その体の痛み、コリは自律神経かもしれませんよ

その体の痛み、コリは自律神経かもしれませんよ

全身がガチガチの方って、たまにいらっしゃいます。一見、筋肉が発達しているように見えます。

昨日、今日で全身ガッチガチ、ムッキムキにはならないので、もうご本人さんにとっては、これは当たり前の状態です。

筋肉が凝ったり、痛くなったりを繰り返してこられています。

ですから、当院にいらっしゃるまでは、いろんな治療院、病院、マッサージなどに行かれています。治療歴を聞くと、いろんな治療を受けてきたことが分かります。

そして、治療をお受けになる時に、決まってこう言われるらしいのです。

「何かスポーツはしています(していました)か?」

「もっと力を抜いてください!」

「ガチガチですよ」

もちろん、施術を受ける訳ですから、ご本人さんは力を抜いています。少なくとも意識では力を抜いています。施術台に横になっているのに、力を抜いていない方がおかしいです。

ですから、意識的に力を入れていなくても、勝手に力が入って筋肉が硬い状態になっていることが問題です。

さて、なぜこのようにガッチガチになるのでしょうか。

これにはメンタル・自律神経が深く関与しています。


ストレスが加わると、自律神経の交感神経が亢進し、力が入りやすくなり、そのせいで筋肉が収縮します。こわばり、りきみ、ふるえなど、いろんな表現があります。

ストレスとは、環境的なもの(暑さや寒さなど)もあれば、対人関係もあります。機械的なもの(歪みなど)もあれば、化学的なもの(飲食物に含まれる添加物など)もあります。

この中でも特に強いストレスとなるのは「対人関係」です。

対人関係がストレスになっている場合、そのストレスの大きさによって、体が反応する程度も変わります。

大きなストレスだと、体は大きく反応します。この反応とは、そのストレスに対して「闘争・逃避」の行動になります。

ただ、自然の動物であれば問題ないのですが、人間社会で生活する上で、上司や同僚から嫌なことを言われて、すぐに上司を殴ったり、その場から突然走って逃げることはできません。

じっと黙って「嫌なこと」を聞くことを余儀なくされるでしょう。

すると、受けたストレスに対して、自然な反応ができなくなります。自然な反応とは体を動かして「戦う・逃げる」です。

しかし、筋肉の収縮として表れます。よく見るとちゃんと体は反応しているのです。怒られている人は体がこわばっていませんか? これなどは僧帽筋に力が入っているのです。

僧帽筋、頚部筋、鎖骨下筋などはよく反応しやすい部位です。

喉に出る方もいます。十分に息が吸い込めなくなる方もいます。

そして、ストレスに常にさらされて抑え込む、つまり「我慢する」習慣になっている方は、体がガッチガチになるのです。

このような状態にある体をマッサージしたり、矯正したり、電気を当てたりしても、また元通りになります。普通はマッサージすると、すぐに柔らかくなるものですから。

これを何年も、何十年も繰り返していると、筋肉はもう柔らかくなることはなく、マッサージをしても効果が出にくくなるのです。

そして筋肉どころか、そのころにはメンタルがやられてしまっているかもしれません。


普段、ストレスにさらされてはいませんか?

ストレスを感じている時、体(特に筋肉)が反応(収縮)していませんか? 身体のどこかがキューっとなりませんか?

体がうまく働くようにしてくれる仕組みである自律神経は、社会生活ではバランスが崩れやすくなるのは当たり前なのです。

現代社会で自律神経がおかしくなっている状態の時に、ただ腰が痛い、肩がこるといって痛み止めなどを飲んでいると、状態はこじれる一方です。

ですから、どこかで神経バランスの平衡を保つことをお勧めします。

当院は「ごまかし」の施術ではなく、原因はどこにあるのか?、不調の本質は?などを考えて施術をいたします。


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