【首の障害】頸椎椎間関節症(けいついついかんかんせつしょう)

頸椎椎間関節症(けいついついかんかんせつしょう)

首の骨は意外に小さいです。その小さな頸椎で重い頭部を支えています。

均等に支えないで、一部に頭の重みをかけていると、どんどん頸椎は悪くなっていきます。

悪くなる要因は以下の通りです。

☑ パソコン、スマホでの作業が多い
☑ 猫背の姿勢だとよく指摘される
☑ 枕が合わない
☑ よく寝違えをする
☑ 首コリや肩コリがひどい
☑ 頭を動かすと肩や肩甲骨周囲に痛みが走る

このような状態だと、ほおっておくと病名がつくような障害につながるリスクがあります。

さて、その障害の中で今回は「頸椎椎間関節症」という障害をご説明します。


椎間関節とは背骨の後側に位置する関節です。

頸椎椎間関節症

上の絵にあるのが頸椎で、横から見ています。

頸椎椎間関節症

実際の骨模型ではこうです。

頸椎椎間関節症

レントゲンではこのように写ります。

このレントゲンの中に椎間関節は写っています。

下の写真の赤い丸のところです。ここはC5/6椎間関節です。もちろんその上にもいくつかありますし、その下にもいくつかあります。

頸椎椎間関節症

この椎間関節に障害が出ると以下のようなところに痛みや違和感などが生じます。

facet Cervical reffered pain

さきほどの赤い丸のところはC5-C6の椎間関節でしたので、この絵では左の首肩から肩甲骨上部辺りまでの範囲で痛みや違和感が出ることになります。絵は左だけ書いてありますが、もちろん椎間関節は左右ありますので、右側の椎間関節がおかしくなると右の同じ場所に症状が出ます。

特に頸部を動かす動作、つまり振り向いたり、上を見たり、うつむいたりすると症状が出ます。この延長線上に整形外科的テストがあります。


結局のところ、この障害が起こるのは「不良姿勢」を長く続けているからです。

ならば、正しい姿勢をすればすぐに良くなるか、と言われるとNoとしか言えません。

というのも、この状態になった場合、正しい姿勢を取ると症状が発現することが多いからです。

ですので、胸椎を矯正したり、枕を変えたり、首から肩甲骨にかけての筋肉を調整したりと、いろんな施術をする必要があります。

もし、頭を動かすと肩甲骨などに痛みが走る、首が慢性的にこるという症状でお悩みなら、一度ご相談ください。

お力になれると思います。


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