【私の視点】 原因から治すか? 症状を止めるのか? それが問題だ! ~神戸市北区、三田市、西宮市にある整体、整骨、鍼灸~
みなさんは巷にある治療が「原因」にアプローチできていると思いますか?
実は「ほとんどできていない」です。
なぜそのようなことが言えるのでしょうか?
それはあまりにも「〇〇持ち」という方や、「なかなか治らない」と嘆く方が多いからです。
結局、原因不明なので「症状が止まればいい」という考え方で、いろいろなことを行っていることが多いのです。
肩こりにマッサージ・・・
腰痛にストレッチ・・・
頭痛に鎮痛薬・・・
メニエールにステロイドと利尿薬・・・
ストレートネックによるしびれにビタミン剤・・・
これらはみな、何も解決してはいません。少しばかりの気休めです。
「肩こりはずっとなんです」
「腰痛持ちでして、、、」
「頭痛が起これば薬を飲んでいます」
などと言われる方がほとんどです。
ですから、これだけ医療医学が発展してきているにも関わらず、対症療法を続けているため、何も治ってはいないのです。
根本的にアプローチするとはいえ、何を根本と考えるのか?
今や生物医学的モデルは破綻して、これからは社会心理学モデルでの治療をしなければいけないと言われていますが、そうでしょうか?
この辺りは程度や状態によるので、全てが効くような方法はありません。
結局、その人、その人の状態をみながら、とライ&エラーを繰り返して、真の原因へと近づいていくしかないのです。
その点では、コンビニ化した整骨院やマニュアル化した病院では、この実現は不可能です。
一人一人が考える医療人(施術者や医師)が必要です。
よくある、足の底が痛いと言われてすぐに「足底筋膜炎」と診断すれば、間違う医療人となるわけです。
医学は少しずつ人の体の深淵へと近づいて行っている気がします。
が、やはり根本の原因はまだまだ分かりそうにありません。
でも、この深淵への歩みをやめなければ、いつかは近いところまで行けるような気がします。
「なぜ?」を繰り返して、これからも治療を続けていきます。
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