【産後ケア】やってはいけない! 骨盤底筋群編
最近、骨盤底筋という言葉を耳にする機会が増えました。
女性の尿もれに関するCMやテレビ特集、SNSなどで骨盤底筋群を鍛えましょうと言われています。
が、みなさん、骨盤底筋に良いことをやろうとしてやってはいるが、尿もれが治らないこともあるのです。
この場合、ひょっとして骨盤底筋に悪いことを同時に行っていませんか?
やってはいけない、骨盤底筋に悪い習慣 ワースト5!
⑴ くしゃみや咳を頻繁にする
花粉症や喘息、風邪などで頻繁にくしゃみや咳をすると、腹圧が上がって骨盤底を押し下げることになります。
⑵ 便秘
習慣性の便秘だと、トイレでいきむクセがありませんか? トイレでいきむと腹圧が急上昇して、骨盤底に伸張性のストレスがかかります。
⑶ 座りっぱなし
座って骨盤が後ろに倒れると、腹部が折れ曲がることになります。長時間、この姿勢を続けると、腹部の内臓が下へ押されて、底にある骨盤底が押し広げられることになります。PC作業や車の長時間運転などは気を付けてください。
⑷ しゃがみ動作
ガーデニングが趣味であると、どうしてもしゃがんで長時間作業を行うことがあると思います。これも腹部を圧迫して、下方に圧力が逃げますので、骨盤底を伸ばすことになりかねません。
⑸ 腹筋を硬く収縮させるような動作
たとえば、重量物を持ちあげる、運ぶなどの荷役動作、筋トレの際に息を止めたままで行うクランチ動作など、筋力で腹圧を急上昇させることも、骨盤底に良くありません。
少しご自身の生活で、上記⑴~⑸に当てはあることはないですか?
もし、骨盤底筋を鍛えている方でも、上記の悪いクセを行っていると、せっかく鍛えているのにもったいないですよ。
さらに、猫背姿勢も関係してきます。
腹圧調整がカギですので、そのご指導を当院ではしております。
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