【症例改善】股関節の痛み(先天性股関節脱臼)Tさん ~三田市 | 西宮市 | 神戸市の整体・整骨・鍼灸~

股関節の痛み

Tさん
40代
女性

 生まれた時に先天性股関節脱臼があり、小さいときはリーメンビューゲルを装着していた。それからスポーツをしていて股関節の痛みが出たり、成人になってからちょくちょく痛みが出たりしていた。今回の痛みは今までで一番強く、不安になられてこちらに来られた。

 今まで整形外科、整骨院等に通ったことがあった。どこも殿筋の筋トレを推奨した。やってはみたが痛みで筋トレなどできたものではなかった。今回は鼠径部の痛み。股関節屈曲で痛みが出る。動き始めに痛む、靴下をはこうとしたら痛くてはけない。

 股関節外旋+屈曲では痛み-。腸腰筋圧迫での屈曲でも痛み-。寛骨後方回旋誘導での屈曲でも痛み-。

 FAIと筋系の痛みである。レントゲンは5年間に撮影した。今の状態は分からない。が、寛骨臼前壁の低形成や大腿骨骨頭の偏平化の進行度なども考慮に入れなければいけないので、ちゃんと治療を進めるならレントゲンは見ておきたい。

【治療方針】
・腸腰筋リリース
・寛骨後方誘導

治療前:9/10

治療後:3/10

 先天性股関節脱臼の場合、原因を最後まで突き詰めると、臼蓋が浅いということになり、それを変えるには手術しかない。手術も本人の骨ではないので、結局対症療法となる。

 だから、一歩手前のところ「なぜ若いころは痛みが少ないのか?」を追求して、できるだけ自前の股関節を維持するように施術する。

 Tさんも今までいろんなアドバイスを医療機関でされてきたが、なっとくいかないようだった。それは患者の立場を考えていない、そしてなぜ良くならないのかを考えていない、ただ「筋力低下」だけの対処のようなアドバイスに疑問をお持ちだった。

 それは当然だ。殿筋を鍛えろ!という股関節症へのアドバイスは全くの間違いであるからだ。なぜ殿筋が筋力低下を起こすのかを考えていない。抑制がかかっている殿筋を鍛えられるのか? この殿筋を鍛えよう!は50年以上遅れている。

 医学の常識が実は非常識であると気づいた私が新たな施術法を考案している。

 股関節症の方を見てきて、

・なぜ殿筋が筋力低下を起こす?
・なぜ屈曲拘縮を起こす?
・なぜ脚長差が起こる?
・なぜ側弯が起こる?

こういったことを突き詰めて考えたから、施術法の答えが出た。


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