【根本改善】メニエール病を根本改善させるには

メニエール

昨今、メニエールという病名はかなり知られています。

耳鳴り、難聴を伴う「回転性のめまい」が内耳が原因で起こると「メニエール」と診断されます。

突然に「回転性のめまい」が起これば怖いですよね。ですから、みなさんは脳神経外科などを受診されます。

すると、MRIやCTを撮り「異常なし」と言われます。脳神経外科の医師は2次性のめまい(他の病気があってそれが原因で起こるめまい)ではないかどうかを診ています。脳腫瘍、脳梗塞、脳出血等の緊急性が高い病気が脳内で起こっていないかを確認しています。

しかし、末梢で起こるめまい(メニエールやBPPVなど)では、脳内で異常が起こっていません。ですから、CTやMRIのような画像診断をしても異常が発見できません。

そこで「大丈夫」と言われて、帰されます。

また別のケースを考えましょう。

耳鼻科の先生に診てもらったケースです。この場合は、細かく見てくれます。そして「メニエール」という診断を下されるでしょう。

メニエールのお薬はたいていは「利尿剤」です。なぜおしっこ?と思われた方もいらっしゃるでしょう。

耳の構造

メニエールの原因は「内耳水腫」と言われています。内耳(上図)がむくむことで起こるので、そのむくみを取り除くために「利尿剤」が処方されるのです。

利尿剤を飲めば楽になります。水分が減るわけですから。ここで「?」と思いませんか?

利尿剤を飲めば、耳のむくみだけ取れるの?と。いいえ、全身に効きますから、体内の水分は減少します。便秘の方などは、水分を多く摂るようにと内科の先生から言われたりしますが、水分を摂る一方で利尿剤を飲んでいては、何をしているのか分かりませんね。

しかも、そもそもなぜ耳がむくむの?と考えたりしませんか?

そこが原因となります。耳のむくみは「何か」が起こった結果生じているだけなのです。

では、なぜ内耳がむくむのか?

それは内耳から出ていく経路のリンパの流れ、静脈の流れが悪くなっているからです。

内耳は頭蓋骨の側頭骨内に存在します。そこに流れ込んだリンパや静脈は、頭蓋を出て首を下行します。

この経路が一つは問題となります。

また、血管径の問題もあります。自律神経が血管内径を調節するわけですが、その径調整がうまくいっていないということもあります。

そこを改善させないと、メニエールは再発します。

単に薬でごまかすことで治ったと思いがちですが、実は治ってはいません。少なくとも、症状は出ていないかもしれませんが、症状を引き起こす原因は取れていません。

だから、薬をもらっても治りきらない、スッキリしない人がいるのです。

「薬は根本的な改善を促すものではない」


もし、薬でもスッキリしない、再発を繰り返す方がいらっしゃったら、ぜひ一度ご相談ください。


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