【改善症例】更年期による不眠 Yさん ~三田市|西宮市|神戸市の整体・整骨・鍼灸~

更年期の不眠

Yさん
50代
女性
主訴:肩の痛み、更年期の症状(多汗、ホットフラッシュ)、不眠

 肩は夜間の痛みが若干あった。運動痛はROMがほぼ完全であるが痛みを伴う。ホットフラッシュが一日に何度もあり、汗が止まらなくなる。夜は寝付けず、やっと眠れたと思うとすぐに目が覚める。眠りも浅くウトウトしている間にすぐに朝が来る。

 足が極度に冷える、めまいや耳鳴りもあり。口渇、便秘、顔面部の熱感と発汗があった。

 エストロゲンが減少する更年期にはホルモンバランスが崩れることで血中カルシウム濃度の変化による不具合が出てくる。肩は運動器のアプローチをするよりも、東洋医学で更年期に対するアプローチを行うとすべてが解決する。

 東洋医学で見ると「腎陰虚証」である。

 衝脈・任脈が失調し、月経周期が乱れて、経血量は安定しない。陰虚のために頭目・脳を栄養することができずに頭暈、めまい、耳鳴りが現れる。陰が陽を抑えられずに、虚熱が浮揚して頭部や顔面部に断続性の烘熱(ホットフラッシュ)と発汗、五心煩熱が見られる。

更年期のホットフラッシュ・多汗

 腎虚が本にあり腰膝酸軟が見られる。陰虚から血燥から内風が生じ、皮膚の乾燥感・掻痒がある。陰虚内熱のために便秘、尿が少なく、色が黄色などが見られる。

 治療としては滋養腎陰、潜陽。

治療前:8/10

治療後(2か月):3/10

 更年期は人によりかなりつらい方もいらっしゃる。西洋医学の薬が合わない方もいるので、代替医療としてはこういう東洋医学の副作用のない治療も選択肢として有効である。


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