当院からの大切なメッセージ


このページをご覧になっているということは「起立性調節障害」と診断されましたね


極度の疲労感、朝起きられない、頭が痛い、吐き気がする、めまい・立ちくらみ


このような症状でお悩みではありませんか?


原因は何と言われましたか? 「血圧が上がらないこと?」「脈が速いこと?」「自律神経の調節がうまくいっていないこと?」


残念ながら、これらは全て原因ではありません


当たり前のことですが、結果の症状にすぎません


当院からの大切なメッセージ02


当院からの大切なメッセージ03


当院からの大切なメッセージ04


当院からの大切なメッセージ05


当院からの大切なメッセージ06

朝起きられない、力が入らない、しんどい、血圧が低い、起立性調節障害


起立性調節障害 改善症例

起立性調節障害 症例① YS

起立性調節障害 症例① YS

起立性調節障害(腹痛・吐き気・頭痛)

他病院にも診てもらいましたが、薬を処方されただけで全く改善せず、学校にも通えない状態が続いていました。こちらの整体をHPで見つけて、先生に話を聞いてもらったのですが、食事や普段の生活など、全く考えてもいなかった改善方法を沢山提案して頂きました。家庭で実践することで、驚く程症状が改善して、通学できるようになりました。このまま学校へ行けないのでは・・・と娘と不安だった中、しっかり話を聞いて下さって、治療して下さった先生には感謝しかありません。娘の症状改善だけではなく、家族も取り組んでいこうと思うお話が沢山で、本当に勉強になりました。元気な娘の姿が見れて本当に嬉しいです。ありがとうございました!

※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。


起立性調節障害 症例② KR

起立性調節障害 症例② KR

起立性調節障害

朝、起きることが辛かったり頭痛や倦怠感に悩まされ、なかなか学校にも行けない日々が続いていた中で、もみの木整骨院に来ました。はり治療などのおかげで症状は回復し、学校はもちろん部活にも今は参加できています。もみの木整骨院に来て良かったです。ありがとうございました。

※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。


起立性調節障害 症例③ HA

起立性調節障害 症例③ HA

朝起きられない、頭痛・腹痛があり学校に行くことができなくて毎日しんどい状態でした

最初はお腹の調子が悪く困っていましたが、食事指導で小麦と乳製品を食べるのをやめることをおしえて頂きました。続けていくうちに、お腹の調子がだんだんよくなり、頭痛もしだいになくなってきました。学校も、朝から行けるようになり、現在では毎日休まず学校に通えるようになりました。
他には、必要なサプリメントやお灸の指導もして頂き、娘も笑顔が増えて、よく話もするようになりました。本当に元気にして頂いたと思います。有難うございました。先生、スタッフの方がみなさんやさしくて安心して過用ことができました。本当に有難うございました。

※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。


起立性調節障害 症例④ UH

起立性調節障害 症例④-1 UH

1枚目

起立性調節障害 症例④-2 UH

2枚目

女性 15歳

起立性調節障害めまい

11歳頃から、立ちくらみがひどく小児科を受診して、血圧をあげる薬の服用と水分の摂取を医師より指導されましたが、全く改善せず、中学生になる頃にはよく学校を休み早退する様になりました。
このままでは不登校になってしまうと思い、こちらのHPで治療されているというのを見て、通院を決めました。
正直、食生活の改善は大変でしたし、2~3ヶ月はあまり変化が無かったので、少し不安に思う所もありましたが、3ヶ月を過ぎた頃からは、立ちくらみやめまいも無くなり、ほぼ学校も休まなくなりました。今春からは高校生になります。不安なく毎日過ごせる事が一番嬉しく思います。
もみの木の先生方が寄り添って本人の話を聞き、体調を根気強く治療してくださったからです。ありがとうございました。

※ご感想はあくまで個人的なもので、全ての方に同じような効果を保証するものではありません。


よくある朝の風景

早く起きなさい!何度言わせるの!

 朝はどのご家庭もみなバタバタしています。優雅に新聞に目を通して、ゆっくりと朝の食卓を家族みんなで囲んでいる、そういうご家庭は1%もないのではないでしょうか。

 実際はこうです。お母さんがまず眠い目をこすりながら起きて、家事を始めます。

 朝ごはんの用意が済むか済まないかの頃に、子供たちを起こします。

「起きて~! もう時間よ~!」

 ところが、一向に起きてくる気配がありません。「またか」とイライラをつのらせながら、再度声を掛けます。

「早く起きなさい! 遅刻するわよ!」

 それでも起きてきません。昨日遅くまでスマホを見ていたのかしらと、半ば呆れて部屋へ起こしに行きます。

起立性調節障害(朝の風景)

「早く起きなさい!! 何度言わせるの!」

 このようにして一日が始まります。

夜にはいつもの元気な我が子なのに

 朝はこのようなやり取りが毎日繰り返されるのです。なんとか学校へと向かう日もあれば、どうしても起きられなくて学校を休む日もあったりします。

起立性調節障害 母親の心配

 最初は「夜遅くまでゲームやスマホをしているんじゃないの?」と我が子を疑ってみます。

また「学校で嫌なことがあるのかな? いじめ? 先生と合わない? クラブ活動で友達とトラブルでもあるんじゃないのかな?」などと今度は外に原因を求めたりします。

 ただ、休日の我が子をよく観察していると、お昼を過ぎたくらいから、もういつもの元気な様子です。

 お昼ご飯を用意したら、全部完食するし、受け答えもしっかりしている。夜になると元気過ぎるくらい元気な様子です。

「仮病?」

 そう思うのも無理ありませんね。

 ただ、原因がなく元気ならこんなことになることはありません。

 
 また、夜はちゃんと早く寝ているのに、朝起きられない子もいます。お子様それぞれに状態が違います。


誤解される病

自律神経の失調が引き起こす「誤解病」

無意識における身体の働きは「自律神経」という神経がコントロールしています。

内臓を意識で動かせる人はいません。「胃液を今から分泌してやろう」「心臓の鼓動を一時的に止めよう」「汗腺を閉じて汗を止めよう」など、できる人はいません。

体内の酸性とアルカリ性のバランスを一定にするために、自律神経は内臓をフルで働かせて安定した状態を作ります。

さらに、日中に活動した身体は夜には休めて、活動に向けて準備します。その活動や休息の時それぞれに働く自律神経は異なります。

交感神経と副交感神経

 これら二つの自律神経は反対の働きをします。朝、起きる時間が近づくにつれて交感神経が働き始め、筋肉が動きやすいような状態にしたり、心拍を上げたりして、動きやすい環境を作ります。

一方、夕方から夜になると、休息へ向けて副交感神経が働き始めます。徐々に体は休息モードへと入り、眠くなっていくのです。この二つの神経はちょうどシーソーのような関係にあります。一方が働くともう一方は抑制されます。

この自律神経のシーソーが朝起きるときには「交感神経」が優位に、夜寝る時には「副交感神経」が優位になるのですが、、、

朝、交感神経が働かない!

このせいで、朝起きられないのです。無理やり起きようとすると、脳に血流が起こらず、頭痛、めまい、ふらつき、吐き気、身体が重いなどの症状が現れます。

完全に睡眠モードに入ってしまっている身体が朝が来ても、そのまま睡眠モードから覚醒モードに切り替わらないのです。

健常な人には良く分からないかもしれません。

でも、想像してください。寝入ってから2~3時間で無理やり起こされる時、むちゃくちゃ眠くないですか? それでも健常な人なら交感神経が働きますから目が覚めるかもしれませんが、とにかく、その無理やり起こされる状態なのです。そして、その反対の現象として、

夜になっても交感神経が高ぶりっぱなし!

こうなるのです。すると、夜になっても元気だったり、なかなか寝付けなかったりします。いつものように元気いっぱいの我が子を見て、「仮病?」と疑ってしまうのは親なら無理もないですね。

身体には問題ないのですから。ただ、リズムが切り替わらない、それが起立性調節障害なのです。

ただし、12時間以上も睡眠を取る子もいます。夜には交感神経から副交感神経に切り替わるのに、なぜか朝には交感神経が高ぶってこないケースもあるのです。

これらをすべて「起立性調節障害」とひとくくりにして考えるのも、治りにくくしている要因です。


2次的な問題

二次的な問題が一番問題

 子供たちは心では、「学校へ行きたい」「お母さんの『早く起きなさい』という声に応えたい」と思っています。でも、身体が言うことを聞かないんです。

 この時、周囲の人たち(親、教師、友達など)が「ただ学校へ行きたくないだけの仮病」と誤解してしまうとどうなるでしょう?

周囲の無理解→自信喪失→体調不良

 この負のスパイラルに入っていきます。すると、今までになかったような症状が出たり、引きこもり、うつなど悪化していきます。成績も学校へ行かないので、そもそも期待できなくなります。

 ちゃんと診断してもらわないと、この段階で「うつ」と診断されてしまったら、抗うつ薬を飲まされ、そのせいで余計に低血圧になり悪化します。

 この起立性調節障害は成長期が終わるころから自然に良くなっていくと言われています。が、本当のところは「治りきっていない」というアンケート結果が多く出ています。

 さらに、症状が出ている成長期に適切な対処が行われないと、二次的な問題が消えずに、ひきこもりやうつにそのまま移行するのです。


血圧が上がらない

立ち上がった時に血圧が上がらない!

 なぜこの病気が「起立性調節障害」と呼ばれるかと言いますと、私たちは立ち上がると重力のせいで血液が下半身へと流れます。すると、脳に行く血流量が減るわけです。これが症状の原因です。

 立ち上がるとき、普通は交感神経が働いて、末梢動脈が収縮します。心拍数も増加します。その結果、下半身へと落ちていく血液が少なくなるために脳への血流が保たれるのです。

赤血球

 この時、交感神経が働かないでいると、脳が血流不足になり、ふら~っとなるのです。お風呂に入っている時、突然立ち上がると立ちくらみすることがありますよね。あれのもっときつい状態が起立性調節障害です。つまり、

立ち上がる時に血圧が上がらない

これが起立性調節障害の主な症状です。


さまざまなタイプ

さまざまなタイプの起立性調節障害

 一口に起立性調節障害といっても、タイプがさまざまあります。朝、なかなか起きられないものから、学校の朝礼で校長先生の長い話を聞いていると、突然倒れたり、気分が悪いと訴えて、座らされたりしている子供も起立性調節障害の可能性があります。

現在は以下のように分類されています

① 起立直後性低血圧

 これが一番多いタイプです。起立した直後に一過性の強い低血圧があり、同時に強い立ちくらみと全身倦怠感が起こります。

② 体位性頻脈症候群

 起立時の血圧低下は見られないものの、起き上がった時に頻脈とふらつき、頭痛、倦怠感などの症状が見られます。

③ 血管迷走神経性失神

 起立中に突然血圧が低下し、意識低下や意識消失、まれにけいれん発作を生じます。

④ 遷延性起立性低血圧

 起立直後の血圧は正常ですが、起立数分後に血圧が徐々に低下し始めて、動悸や冷汗、気分不良を起こすものです。

 ただし、これらに当てはまるからと言って「起立性調節障害」とは限りません。これは起きた時の状態しか見ていないからです。

 これらの症状を見ても「我が子に当てはまるようで、違うようで、、、」というケースもあります。

 なぜこのようなタイプに分類するのかというと、その後の薬物の処方のためです。西洋医学はマニュアル医学ですので、タイプ別に処方薬が決まっていますので、その薬を決めるために検査をするのです。


家での簡易検査

ご家庭で可能な簡易検査

 立ちくらみや起立後の不調は、もちろん起立性調節障害だけではありません。よく似た症状の病気としては、鉄欠欠乏性貧血、甲状腺機能異常などの病気が潜んでいることもありますので、病院ではそれらの検査をします。

 たとえば、血液検査、胸部レントゲン検査、心電図検査、脳のCTやMRIなども必要に応じて行います。

 こうした病気をスクリーニングして、異常がないと分かれば起立血圧検査(日本小児心身医学会ガイドラインによる)を実施します。

血圧計

起立血圧検査

測定項目:最高血圧(収縮期血圧)、最低血圧(拡張期血圧)、心拍数

① ベッドなどに横になり、10分後に3回血圧を測ります。
② さらに起立した直後に測ります。
③ 起立したまま1分ごとに計測を行います。

 その他、起立時のふらつき、動悸、頭痛、倦怠感の有無などを調べます。

  • 薬が効かない

薬が効かない! どうしたらいいの?

 薬が効かない? 当たり前です。

 原因不明なのですから。原因が除去できていないから効かないのです。

 最近では簡単に「起立性調節障害」と診断されます。

 でも、その原因を解消してくれる医療従事者は皆無です。

 簡単な診断、そして簡単な処方。

 つまり「昇圧剤(血圧を上げる薬)」です。

 治らなければ「不整脈に対する薬」が処方されているお子様もいらっしゃいます。

 ここで辛い状態にあるお子様を見て、ご両親はこう思います。

 「こんな薬を飲ませてもいいの?」

 そう思うのも当然です。ご両親の感覚は正しい。医療従事者よりも正常です。

起立性調節障害

 そう思われて当然です。そんな風に思わない親がいるでしょうか? だって、我が子がまさか「心臓の病気なの?」と疑いますよね。

 また、血圧調整の薬は「降圧剤」が一般的です。しかも年配の方々が飲むような薬です。もちろん昇圧剤は反作用ではありますが、飲んで大丈夫なの?と思うのは当然です。

 薬を飲んでもお子様が良くならないのには理由があります。

身体 vs 薬

 「身体 対 薬」

 身体は血圧を上げようとしないのです。処方薬は血圧を上げようとする化学物質です。この相反する戦いを強いることになるのです。

 ですが、これではなかなか良くならないのは当然です。

 たとえば別の疾患でいうと、いくら抗ガン剤を投与しても、ガンの勢い(ガン細胞は自分の身体です)が強ければ、抗がん剤は負けます。

 また別の例では、認知症には病院で処方される薬はほとんど効果がありません。添付文書に「認知症の病態そのものの進行を抑制するという成績は得られていない」と明記されています。

 つまり、身体が自ら反対方向に行こうとしているのを、無理に薬で動くようにしようとしても、そもそもが無理なのです。

 ですから、薬を飲んで改善するようなら、それは軽症だったということができます。家でゆっくりしていたら身体が自然に学校へ行けるようになったのと同じようなものです。

 私たちは「薬が身体を健康にしてくれる」という幻想を、そろそろ捨てた方がいいのかもしれません。

 高齢者が山ほどの薬を飲んでいるのを見れば、健康になるなど程遠いものだとお分かりになりますよね。飲めば飲むほど、不健康になるのです。飲めば飲むほど薬が増えていくのですから。

 ところが、こういった高齢者に山ほど処方しているお医者さんよりも、はるかに健康に詳しい世界トップレベルであるハーバード医学部の研究者が口を揃えていうことがあります。

「ライフスタイル」

 ライフスタイルを変えることが健康になることだ、薬を山盛り飲むことが健康につながるわけではない、と。

 あなたはどちらが正しいと思いますか?


そのアドバイス、効いてます?

よくあるアドバイス、本当に効くの?

 当院に来院されるお子様と親御さんにお聞きすると、いろんなアドバイスをされています。

 でも、みんな効いていません。少なくとも体感されている方はいません。

水を飲め!

 水を飲んだら体内水分は増えます。血管内の水分も増えます。血圧が上がります。でも、腎臓のモニターですぐに排出されます。

塩分を摂れ!

 塩分過多の食事をすると、喉が渇きます。そこで水を飲んで薄めようとします。その結果、血圧が上がります。

 でも、そんなことをしても、身体はこのようなアドバイスよりも賢く、ちゃんとおしっこで出して調節して元の状態に戻します。これなども薬と同じ対症療法です。

 塩分だけが血圧を上げるのに有効なわけありません。

早く寝ろ!

 これなども呆れるアドバイスです。そもそも夜更かしなどしていない状態から、今の起きられない状態になってしまっているのです。

 そしてリズムが崩れて夜に起きてしまうので、夜型になってしまうのです。

 そこで早く寝ろと。それで治ったら病院はいりません。

 しかも、実際は早く寝ている子が多いのです。

 さらに、眠れないならベンゾジアゼピン系睡眠薬を出す医師もいます。副作用と依存性を理解していますか?

運動をしろ!

 運動は交感神経を活性化しますし、心臓の機能も向上させます。

 しかし、もともと運動部で頑張っていた子が起立性調節障害になることもしばしば。「運動? してきたよ、目一杯ね」と言われるだけです。

 さらに、状態によっては悪化します。その子の状態を見極めたアドバイスを出せる医療従事者も皆無なのです。

ピッタリした服を着ろ!

 身体に圧着する服を身に付けたら、血圧が上がるのです。そりゃそうですよ。なら、水泳のアスリートが身に付けるような服をずっと身に付けるのですか?

 それこそ不自然です。

腹いっぱい食べるな!

 腹いっぱい食べると、血液が消化に回って、頭に回らない・・・。

 まぁ、腹八分目が健康には良いですが、ODの子でなくても常識です。

 このように、なかなか治らないので困り果てた挙句のアドバイスがインターネットには横行しています。

 このようなアドバイスが多いのも、なかなか治らない証拠ですね。当院はこのようなアドバイスは一切いたしません。


医学でも原因不明

西洋医学でも原因不明!?

 治療とは「診断して、原因をつきつめて、その原因を解消する」と思っていませんか?

 ですが、、、。

 これは西洋医学の限界に気付いた素晴らしい医師がおっしゃっていますが「西洋医学、特に日本の医療は対症療法でしかない」と。

 つまり、原因は考えずに、目の前に見える症状や病態を解消するために、化学物質を投与するだけだ、と。すると、起立性調節障害の治療と言われている投薬も、実は対症療法でしかないので、身体VS薬となってしまうのです。

 今、医学では「起立性調節障害」の機序や病態は解明されつつありますが、一番大切な「原因」は分かっていません。

 なぜ身体は血圧を上げようとしないのか?

 なぜ身体は脈を上げてしまうのか?

 これらの本当に根っこにある原因を解明できていません。だから、水を飲めなどのアドバイスや薬が効かないと、「学校で先生やクラスメイトとトラブルがあるのでは?」など、精神疾患に結び付けてしまうのです。

 原因が分からないと効果的な治療ができないのは、誰でも分かります。

 あなたのお子様は本当に学校で精神的なトラブルを抱えていますか?

 原因が潜在しているにもかかわらず、それを医師が見いだせずにこころの病気(精神科的疾患)にしてしまうことをフランクル博士は「身体因性偽神経症」と戒めました。

これは、言わば、医師の誤診です。

世の中には、こうした誤診のために苦しんでいる患者さんがあふれています。

※下線は「公益財団法人国際全人医療研究所」から抜粋


本当にお子様を見ていますか?

本当にお子様の状態を見ていますか?

 なぜあなたのお子様の身体は「起きられない状態」にしてしまうのか?

 そればっかり見ていませんか?

 それは「木を見て森を見ず」に陥っています。医療者も同じです。そんなところばかり見ていると、大切な面を見失います。

 お母さん、妊娠している時はどうでしたか?
 つわりは強くなかったですか?
 ストレスは大きくなかったですか?

 赤ちゃんの頃はどうでしたでしょうか?
 育てやすかったですか? それとも、育てにくい子だったでしょうか?

 小さいころ、どんな病気をしましたか?

 成長曲線のどこに位置しますか?

 毎日食べているものは?

 アレルギーはありませんか?

 反抗期になってきていませんか?

 お聞きしたいことは山ほどありますよ。人間は機械ではありませんよ。車やパソコンを修理するのとは違います。

 ですから、問診が数分では無理です。当院では2時間ほどかかります。根っこの原因を探るためです。

 ですから、お子様をもう一度じっくり観察してください。お子様はサインを発しているかもしれません。症状(血圧が上がらない等)の症状に囚われるのは、もうやめましょう。


東洋医学&機能性医学

東洋医学は体の気血水(根本的バランス)を重視

 東洋医学や中医学でも「起立性調節障害」を治療しています。東洋医学は体の中庸を大切にします。

 単なる漢方薬ではありません。

 漢方薬だと西洋医学の薬をと同じような考え方なので、薬の効き目は西洋医学の薬よりは効果があるかもしれませんが、そのような考え方で改善させるわけではありません。

 さきほどの自律神経はシーソーにたとえました。このシーソーがちゃんと自分の身体の力で、交互に傾くように「気血水」の状態を調整するのが東洋医学です。

東洋医学の思想には「陰と陽」という考え方があります。

ying yang

体内にある「陰」と「陽」のバランスが崩れていると、不調や病気になるのです。

 もちろん、起立性調節障害は朝に「陽」が働かない状態です。

 朝に「陽」を働かせない要因がなくなればいいですが、内的要因ばかりではなく、外的な要因もありますので、自分自身の努力や投薬だけでは心配です。

 そこで東洋医学は、「陽」に傾いた状態を薬などに頼らず、自分の体でバランスを取れるように促していく治療です。

 「陰陽」だけではありません。

 「陰陽」を整えるのに、「虚実」「寒熱」「表裏」などの状態を診たり、「五臓六腑」との関わりを考えます。

 ただ「起きれないのなら脳内に化学物質を入れたらいい」という病院の薬とは全く違う方法です。

 人の身体を機械のような見方ではなく、人を生き物、常に変化し全体で見る東洋医学でお子様の状態を改善していくのです。

 すると、自分の身体が自分を治そうとします。これが本当の治療と言えるのです。

 鍼や灸、そして人の手を使い、体の陰陽を整えて、自分自身で治っていくように、当院は全力でサポートしています。

伝統整体は身体の歪みから自律神経の正常化を図る!

 身体が歪んでしまうと自律神経がうまく働かないことは、昔の人たちには分かっていました。

 そこで整体で良くする方法が編み出されたのです。

整体

 ところが、第二次大戦以降、GHQ支配下により日本は西洋医学の国にされてしまいました。

 なぜ?

 それは西洋医学の先進国であるアメリカが、薬を売るための新たなルートを確保するためだったのです。

 それから月日は流れ、素晴らしいこの整体という技術を伝承した弟子たちは減り続け、現在では少なくなってしまいました。

 昔、薬もないころ、人の身体の平衡(自律神経のバランス)を取るのに整体が利用されていました。

 この整体を利用しないわけはありません。

 対症療法しかない西洋医学に対して、整体は根本的な改善を促す昔の人々の叡智のかたまりなのです。

機能性医学は伝統医学を科学した医学

 当院はさらにアメリカで発展している「機能性医学」を取り入れています。

 機能性医学とは、病変ではなく身体の機能に着目している医学です。

 起立性調節障害の子どもたちは、各種検査で「病変は全くなし」と診断されているはずです。

 ただ、血圧を上げられないとか、脈が速くなるという「機能面」が失調している状態です。

 この「機能面」に着目して、失調している「本当の原因」を探るのです。

 これは血圧が上がらないから、血圧を上げる薬で対処するという安易な方法ではありません。

 血圧、貧血(予備軍も含む)、血糖、炎症(CRPでは分からないようなもの)、ホルモン、代謝など、CTやMRIなどには到底映らない、そして血液検査では分からないような面に着目します。

 そして、西洋医学では「原因不明」とされる病態の「真の原因」を探り、機能失調を正していくのです。

 主に、生活習慣と栄養(体内の生化学反応)に取り組むことになります。

 このように、深い洞察と本当の人の体を見つめた優しい医療で、本当の改善を促しています。



当院からのお願い

ご来院の前に・・・

 当院にいらっしゃる前にお願いしたいことがあります。

 朝、学校へ行けない我が子を見て、どうにかできないかと不安からインターネットで検索される親御さんが多くいらっしゃいます。

 そして「ここだ!」と思って、勢いで電話をしてこられます。不安からの行動です。

 でも、ちょっと待ってください。以下の注意をお読みください。

まず、病院を受診してください。

 ご自身で勝手に「起立性調節障害」だと判断して当院へご来院しないでください。当院には病院で治療しているのになかなか治らない方が来られる治療院です。

 病院で処方された薬で良くなる程度なら、それほど深刻ではない状態です。ゆっくり休んで規則正しい生活と栄養あるお食事を心がけてください。

 そして、次に病院へは通院していて、薬も飲み続けているのに何にも良くならない方は下の注意へとお進みください。

次に、ご来院される場合、少なくとも一緒に来られるお子様の了解をちゃんと得てください。

 ご予約のお電話やメールのやりとりなど、こちらの労力を使った挙句に「子供が嫌がるのでキャンセルします」というケースが時々見られます。

 ですから、お子様がちゃんと治療をしたいという気持ちがあることを確認してください。東洋医学だからといって嫌なら鍼は使いません。治療で痛いことはしませんので、怖がることはないのですが、治りたいという気持ちがないお子様を改善させることはできませんので、ご了承ください。

 また、お電話をいただくのはお母さんからがほとんどなのですが、もし配偶者がいらっしゃるなら、その方の了解もちゃんと得てください。黙って来たり、了解を得てないのに予約を取ろうとはしないでください。治療をしようとしたのに、後で夫婦間トラブルになるといけませんので。

最後に、まずはメールでご相談ください。

 日々の治療業務では忙しくしております。当院の電話は予約専用です。健康相談用ではありません。もしお電話を頂いても、電話に出るスタッフは治療をしておりませんので、詳しくはお伝えできません。

 電話をおかけいただいて、いろいろご質問されても「無責任にはお答えできかねます」と申し上げるだけですので、必ずメールにてまずはご連絡ください。

 無料ですので、お子様の状態などをお聞かせいただければ、それについてお話できると思います。

 簡単に書かれたメールには、簡単にお答えします。詳しくお子様の状況をお書きいただいたメールには、それなりに詳しくお答えします。

 以上、よろしくお願いいたします。


メールでのご相談

 起立性調節障害では、親御さんのご心配は相当のものだと思います。「我が子は治るのか?」「どんな風に治療するのか?」などご不安な点もあると思います。ご遠慮なくお問い合わせください。ただ、詳しい治療内容は個々で違いますので、お答えできません。


受付時間日・祝
午前(9:00 ~ 12:00)××
午後(16:00 ~ 20:00)××××

℡ボタン 「ホームページを見て」今すぐお電話ください

a:3846 t:7 y:3